★輝いていたことが忘れられない人は赤字になる

高齢者で意外と多い相談が、

お金を使い過ぎてしまってお金がない

というご相談です。

普通に生活するには十分な年金をもらっていて、

持ち家なのにお金がないのです。

こういう方たちの理由はみなさん、

「もっとお金があった頃の生活が忘れられない」

「贅沢を知ってしまうと止められない」

というものです。

現役時代はたしかに世間よりも高い収入で、

そのため、結構派手な生活をしていたようです。

しかし、企業にお勤めであれば、

５５歳とか６０歳を機に給料が下がったり、

個人事業主であれば、

お仕事を辞めたら国民年金です。

収入がガクンと落ちてしまうのです。

収入に合わせた生活をする癖をつけておかないと、

老後は悲惨です。

このケースで相談に来られる方は、

「もうライフラインが止められてしまった」

「カードローンの借金ももういっぱい」

「家を抵当に入れなければいけない」

という状態の方ばかりです。

若いころならば、お金に困ってもまた働くことができますが、

高齢ではそれもままなりません。

今、収入に余裕があるのであれば、

使うのもいいですが、

将来のこともきちんと考えておきましょう。

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