韓国、平昌からの報告。
赤と灰色のスタッフジャンバーを着たオリンピックボランティアが、江陵アイスアリーナの下半分にある座席エリアにやってきました。そして記者たちに向かって、観客のために上のエリアへ移動するようにとお願いをしてきました。
そして15分後、アイスアリーナは観客のために開放されました。両開きのドアからはファンたちがよりよい席に座るためにと勢いよく走ってきます。理由は羽生結弦がこれから姿を現すからでした。23歳の羽生結弦、このオリンピックで唯一の本物のスーパースターです。
ショーン・ホワイトやクロエ・キムも脚光を浴びてはあたますが、レブロン・ジェームスやトム・ブレイディに匹敵するものではありません。
そして羽生結弦は、過去5年間から現在まで、日本のどのアスリートよりも高い人気があります。
そして右足首を負傷した11月以来、羽生結弦は公の場に姿を現しました。仁川国際空港に羽生が到着すると待っていた100人ほどのファンから、サングラスをかけた6人の警備員が羽生を守りました。
そして火曜日に行われた羽生結弦の記者会見には150人を超える記者が出席しました。日本から多くの記者が参加しました。
24分間の質疑応答で明らになったことは、羽生結弦は長期間のケガをしても、自信が損なわれることはなかったということでした。
朝に行われた公式練習では、ケガをして以来、2度目となるスケートを公の場で披露したばかりでした。会見では羽生は僅か1ヶ月前に氷に戻ったことを明らかにしました。
「クリーンに滑れば絶対に勝てる自信がある。クリーンに滑るプログラムを何にするのか、これから調子を上げていきながら考えていきたい」と日本語で語りました。
その大胆な発言は、羽生の声音と頭の動きによって和らげられ、子どものような無邪気さを映し出しました。日本では感情を抑止することを重視する文化がある中で、羽生結弦の人気の元になっているのはこのボーイッシュな魅力です。 彼の表現力は、氷の上でも外でも、自惚れというよりもむしろ若々しい熱意として解釈されています。
羽生結弦はプーさんのティッシュボックスカバーをスケートリンクの壁にのせて滑っていました。今週は幸運のお守りはケーキに似たティッシュケースに置き換えられました。おそらくオリンピックのスポンサーシップルールにより、ディズニーのイメージを紹介することが禁止されているためです。
(中略)
「こんなにたくさんの人に囲まれて取材される選手も限られていて、ここにいる人からさらに多くの人々へと伝わると思います。すごくたくさんの人にスケートを見てもらえるんだなという気持ちでいっぱいです。プレッシャーという言葉になるかもしれないけれど、久しぶりに試合で滑ることができるので、それを精いっぱい受け止めたいです。僕のことを待ち望んでくれた方々に、見ていてよかった。待っていてよかったという演技をしたいです。」と羽生結弦は語りました。
また、怪我をしている最中、励ましのメッセージを送ってくれたファンにも感謝の意を表しました。羽生が再び金メダルを獲得した場合、1952年のディック・バトン以来となります。羽生結弦はそれを目指しています。
「夢の中で思い描いた舞台で、夢のパフォーマンスを届けたい」と羽生結弦は語りました。
日本全体が彼と夢を見ます。
一部抜粋 ざっくり意訳終わり
記者会見の発言は日経から引用しました ソース
......................................................
訳しながら、以前ご紹介したことがあったような記憶が蘇ってきました。すてきな言葉が綴られている内容でしたのでご紹介しました✨