第11回 和譲の会

京都に来てもうすぐ半年。思えば結構長い月日が過ぎたものだ。人によっては半年は「短い」と感じる人も「長い」と感じる人もいると思う。私自身も、時と場合によって時間の長さの感じ方は変わるしね。

和譲の会は最初に参加したのが昨年の12月2日だから、京都移住からそれほど時をおかずに参加させていただいたことになる。京都のお酒を独自にテーマをもって味わう会合だ。今回のテーマは「京都北部の蔵」だ。仕切りは時代屋社長の井上さんと時代屋大久保店の店長。挨拶と酒の紹介が終わったらスタートだ。15時からだから昼酒だね。25人くらい来ていただろうか。

酒のラインナップ

先回参加したときには、セットリスト(ライブでいうとね)を忘れてきてしまってどんな日本酒を飲んだのか定かではなくなっていた。今回はちゃんとセットリストを持ち帰ってきたので上げておく。蔵元は3蔵か4蔵。乾杯酒も合わせると5蔵かもしれない。乾杯酒の綾音は濃厚だったのだが、少し甘口過ぎた印象。食前酒にはこのくらい方は良いのかも。

しょっぱなで気に入ったのが、玉川の無濾過生原酒。なんと言ってもシングルモルトかと思わせるほどのスモーキーさを持った日本酒。途中でロックを落としてもらったのだが、これもまた合う。

亀の尾蔵舞は若さが際立つお酒で、炭酸っぽさが色濃く残っている。シャンパン風といったらいいのだろうか。この時点で結構飲んでいたのだが、どれも美味しくて困る。周りの方との話も自然に弾んでいく。初めてお会いした方も多いのだけれど。

食事(最初に出されたものメイン)

すべてをご紹介できれば一番良いのはわかっている。でも、お酒の席だからそうもいかない。というか、途中からそちらに頭が回らなくなる^^;

こちらも一つ一つ説明してくれた。でも、お品書き(なんて名前だっけ?)がないと詳細は覚えていられない。真ん中の豆腐が味が濃くて甘くてきりりとした日本酒に合った。

お刺身と一緒に「ひょうたんからこま」をいただく。こちらで使われている米は畑の端で取れた等級のつかない「規格外米」を使用している。それにも関わらず、とても飲み味のすっきりした良質の日本酒になったということで、「ひょうたんからこま」なのだそうだ。お刺身にはバッチリのマリアージュ(この言葉は「神の雫」という漫画で知った)だ。

他にもお味噌汁や天ぷら、最後には炊き込みご飯などお腹いっぱいに食べたのだが、話は盛り上がっているし、お酒は進むわで写真は無し。

和譲の会について

和譲の会は誰でも参加可能な会合で、場所は主に時代屋大久保店で行われる。私はそこしかいったことがないのだれど。参加費は今回は4500円だが、仕入れによってまちまちかも。それでも5000円にはならないし、場合によってはもう少し安くなるのかもしれない。

時間は2時間制で、主にお店の開く17時には終了する形。今回は15時から17時まで。テーマに沿った日本酒を何本か用意してもらい、それぞれ好きなようにそれを味わう。なんとも贅沢な時間だ。食べ物はその時々、お酒に合わせてお店で用意してもらえる。多種多様な参加者とおしゃべりしながら楽しむ。まあ、メインは日本酒の話になるのだが、仕事がらみの話も結構する。

時代屋オーナーの井上さんとは別口でもつながりがあり、日本酒に関わる仕事を求めていた私としては幸運な出会いだ。これからもおいおいレポートします♪

Have fun at Kyoto!

時代屋大久保店
興味のあるかたは直接お店に問い合わせれば優しい店長がいろいろと教えてくれる


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