昨日、大東市のサーティホールで開催された

日本ホリスティック医学協会関西支部の

シンポジウムに行きました。

タイトルはこちら。

「スピリチュアルハピネスつながり幸福論

何が人を幸せにするのか」


とても深いところで感動しました。

まだまだ深く感じるところいっぱい。

少しシェアします。

精神科医の夏苅郁子先生のお話が

なんとも言えず心に沁みました。


機能不全のお家に育って、

小さい時から親に虐待され

傷んでしまった心と身体から発せられる

彼女のひとことひとことが

客席に座って聴いている人たちの心に

沁みていくのがとても感動しました。


たくさんたくさんお薬を飲んで

ご自身も患者さんでいらした先生。

ご著書「人は人を浴びて人になる」を

記されることや

このような講演会などで皆さんの前で

お話しされることで

ご本人が変わられていってるんだなぁ

と思いました。


目に見えない精神が病んでしまうということは、周りの人からの理解を得るのは本当に難しいこと。

単なる性格が悪いとか良いの

問題じゃないから。


子供時代、家庭環境が荒んだ状態でいると

学校でものすごくいじめられたと

おっしゃっていました。

そこから猛烈に勉強して医学生になられました。その猛烈な勉強の原動力は恨み。

恨みで医者になるって

どれだけすごい根性なのか。


でもこの恨みからの行動が

だんだん変化していきます。


本来の純粋で優しい気持ちが

人の言葉で少しずつ

育っていかれます。


でも、目に見えてごろっと

変わることはなく

苦しいお心の状態のまま

過ごされています。


それでも

1つ1つの経験をもとに

少しずつ糧にされていかれます。


ところが35歳から

突然目に見える変化が

訪れたそうです。

その結果、

先生は、時間をかけることをとても

重要に思われています。


一言で言うと

待つということ


今はみんな、なんでもすぐによくなりたい。

すぐに変わりたいってなるんだけれど。


待つこと。

この待つ時間が大事だったと

言われました。



いいですね。

待つ。


私ね、

待つことが嫌な人が多すぎると思うんです。

待たされることに対して

自分の時間が奪われるように感じて

怒ってばかり。

自分の思い通りにならないと

怒ってばかり。


おっと、長くなってきたので

今日はこのへんで。




続く。