囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

続々・団体戦あれ~

2019年07月22日 | 熱血他流試合記録
 
 

指導碁の先生「太田亮 初段」のことの巻】
 
 
■存じ上げなかったのですが、教えていただくと、「なるほどな」と思うこと多し。
 
 
 
▼白1=下辺星下(3線)、白4=上辺星上(5線)
 
 
その1
置かせ碁で、5線に打つんですね。
こんな風に打つのは、知りませんでした。
 
藤沢秀行の言では、上手の心構えとして「六子の置かせ碁は、置き石のある辺では戦わぬこと。7子と違って天元の石がないので、有利な辺で戦えば主導権を握ることも可能」としています。
 
従って、わたしは柄にもなく、スミを大事にして打ちました。中央は脅かす程度にしましたが、そこはさすがにプロ。逆に黒を脅かしながら、中央に地を作ってしまいました。
 
指導相手は何人かいましたが、わたしが石を置いて待っていると、先生は「どこに打たれましたか?」と尋ねることが増えてきました。わたしがヘンテコな手を打つためか、想定外のいい手(まさかね)を打つためか、それは分かりません。途中、一度は迷って打ち直し、一度は「困った」とおっしゃってくれました。
 
最後は、時間がなくなり、ヨセを速攻で打ちました。そこで、しくじらねば1目勝ちでしたね、といわれガックリ。それでも、少し指摘を受けながら、石を置いていきましたが、ヨセもまずまず打てたことに満足しています。先生、ありがとうございました。
 
 
その2
幕末、明治の碁打ちが好きとか。それも中央志向とは。気が合います。

その3
わたしが十数年前に2年半住んだ愛媛出身、2年前に訪れた新宿「碁席秀策」の師範とは。これまた縁でしょうか。
 
 
これからのご活躍を期待します。応援します。
 
 
 
プロフィール(関西棋院HPより一部転載)
趣味 たまに山に登る事、音楽を聴く
星座 かに座
血液型 A
家族構成 父、母
性格 今は前向き
好きなもの 自然、野菜、魚介類(漁師の家で育ったため)
嫌いなもの 独特な食べ物、肉類が苦手
ストレス解消法 温泉・銭湯に行く
囲碁を始めたきっかけ 連珠かなにかと勘違い
もしプロ棋士になっていなかったら 職人系か芸術関係の仕事
棋風 辺と中央
勉強方法 幻庵、秀甫先生を勉強、AI碁を研究
対局前日の過ごし方 温泉か銭湯で精神統一
対局で負けた後の過ごし方 仕方ないので寝ます
囲碁とは 打つ事には意味があるはずです
目標 自由な発想の打ち手になる
ファンへの一言 自分にしかない一手を置いてください
普段活動している場所(指導場所等) 碁席秀策、方円
 
 

https://kansaikiin.jp/kisi_prof/otaryou.html

https://blog.goo.ne.jp/syusakuhai/e/8d815b07d0e72f8af4209f6425466fba
 
 
 
 
追伸 指導碁の先生がプロ初段と分かったとき、アマ四段のヘボが「3子置かせちゃおうかなあ?」となどと笑えぬジョークで、N先輩の苦笑を買ったためか、きっちり負かされちゃいました。先生に、聞こえたのかな? スミマセン。でも最後の最後まで、勝ちパターンだったんですよ。ホント。

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