あの遊べる本屋のワクワク感がドラマで味わえる!『ヴィレヴァン!』

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メ〜テレで放送中のドラマ『ヴィレヴァン!』。

ヴィレヴァン! – 名古屋テレビ【メ~テレ】

私の住んでる地区ではテレビ放送がないので、TVerで見てみたんだけど、あの「ヴィレッジヴァンガード」のいい意味でカオスな雰囲気がバッチリ出ていておもしろかった!

ストーリーは、名古屋発祥(恥ずかしながら知らなかった……)の遊べる本屋「ヴィレッジヴァンガード」が舞台。

ずっと野球一筋だった大学生の杉下(岡山天音)がこのヴィレヴァンでバイトすることになり、濃ゆい店員に囲まれながら、サブカルチャーの波に飲まれていく姿を描いていく物語。

ケガのせいで野球をやめざるを得なくなり、とりあえずバイト探しをしていた杉下はヴィレヴァンの求人募集の張り紙を見つける。

でも条件には「カメハメ波を出せること」と書かれていて驚く杉下。

いや、杉下じゃなくても驚くけど、ドラマ自体実話を元に作られているだけあって、これも実話だそうな。

で、その項目を見て引いていたけど、店長(滝藤賢一)に巻き込まれて面接され、「自分とテイスト合ってなくない?」と疑問に思いつつ、なんとなく働くことになった杉下。

店内のスタッフONLYの部屋に何故か住み着いてる(?)おじさん(平田満)の指南を受け、ヴィレヴァン本来の機能である「本屋」の部分を知るために店にある本のタイトルをチェック。

そして、店仕舞いした後の酒盛りでグッズ&音楽好きの山本(本多力)やおしゃれだけど本当は腐女子な世津(最上もが)、不思議ちゃんの岩瀬(柏木ひなた)のサブカルトークをずっと聞いていたり。

そんなことをしながら、おじさんからもらった「ライ麦畑でつかまえて」の教訓である、「あることができるようになると、人に見せびらかしたくなるけど、そんなの意味ない」ってことと、刺さる人のために好きなものしか売らないというヴィレヴァンのスタンスが一致していることを掴んでいく……。

ちなみに、サブカル用語が出てきても、ちゃんと解説テロップが出てくるので、サブカル知識がまったくなくても安心して見られる仕様になってます。

個人的にはやっぱり、できることや知識が増えて、どんなにドヤ顔で見せびらかしたくなってもそんなの意味ないし、ヴィレヴァンも見栄だのヒエラルキーだの、自分を誇示するための意図を持つモノは売らない!自己が満足する好きなモノだけ売る!というスタンスが共感できたかな。

他人と比較して自分が誰かの上に立ってるように見えるモノなんて、楽しく生きていくためには邪念でしかない。でも、自分が「ただ好き!」って思えるモノであれば、純粋に人生楽しめるよね。

あと、ナレーションが落合福嗣くんなのも、私としては見どころかな。

※気になった方!DVD、あります!

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