2019-10-22

休日上昇も、引き続き押し目待ち※追記あり(10/22)

東京市場休場の本日は、米国時間でドル円が買われたことから、本日も動いている日経平均CFDは午前中に22,788円と昨日の終値比230円高の高値をつけた。18:30現在は同110円高・22,658円。

ダウは57.44ドル高と小幅な上昇であったが、ナスダック総合指数が0.91%上昇と1%に迫る上昇を見せたことも日経平均CFDの上昇につながっていると思われる。

ダウ平均の日足チャートは、直近の短期上昇トレンドのチャネルライン下限で下げ止まっているが、25日線はやや下向きとなっており、目先の高値から陰線2本でトレンドに復帰できるかどうかは疑問である。

仮に、今夜のダウが110ドルを超えて上昇すれば25日線が上向きに変化するが、5日線が100ドル上で待っていることから、一度で上抜くことは難しいと考える。

となれば、今夜のダウ平均は下は25日線に支えられ、上は5日線に頭を抑えられる小幅な値動きになることが想定される。

明日の休場明けの日経平均については、米国時間から今朝にかけて大きく持ち上げられたことから、今夜のダウが25日線を割らない限り、月曜の終値を上回るGUで始まる可能性がある。

昨夜20時頃にアップした筆者記事に「休場休場明けは逆に高く始まる可能性がある」と記した展開である。

基本的には、SQまで2週間半を残した現時点では高値追いよりも、東京市場の休場を狙って売り方の買い戻しを誘うカチ上げと見ており、買い玉の利確が終われば日経平均は反落に向かうと見ている。

ただ、筆者は一時的な動きに終わると見ているが、日経先物の日足ポリンジャーバンドが+1σのバンドウォークに入っている点が悩ましい。

目先の相場のカギはダウが25日線に支えられて再上昇を始めるか、25日線を割る動きとなるかどうかであるが、RSIの過熱感や来週のFOMC待ちから利益確定優位になると見ている。

以上のことから、日経平均については引き続き押し目待ちと判断している。

なお、これらの他に、ダウ・日経平均ともに押し目を想定している理由は(筆者の個人的な「憶測」の範囲であるが)、10月は日米ともに金融緩和(米国は金利の引き下げ)を見送る可能性があると見ている。

ここでいったん株価は下押しするが、比較的早い段階で持ち直す動きをメインシナリオと想定している。

※21:15追記
日経平均CFDが17:30の安値から150円高・22,744円に上昇。確かに円安に振れてはいるが、日経平均の上げ幅ほどではない。買い遅れ組と売り方の踏み上げを誘う動きと見ているがボラが高すぎる・・・。

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