LCS Cloud9 vs Optic Gaming
Cloud9 vs Optic Gaming
LCS第8週1日目に行われた試合です。
両チームのBAN/PICK
C9はMIDを再びNisqyに戻します。
C9はタムケンチ、レクサイ、そしてバフされたヴァイをBANします。
OPTはジェイス、ゾーイ、カシオペアです。
OPTの1stpickはリサンドラ、まずはMIDの安定性を優先してきました。
それに対しC9はガリオ、ノクターンとシナジーのある2チャンピオンを選択します。
OPTはスレッシュとエイトロックスです。このエイトロックスはC9が好んで使うため、取り上げた形になるでしょう。
最後にC9は序盤レーンで有利を作るためにルシアンを選択します。
OPTは2ndバンにジャックスとノクターンと相性のいいジリアンをバンします。
C9はルシアンを選択しているため、絶対にレーンで有利を築かなければなりません。そのため、レーンの強いカリスタ、ドレイブンをバンします。
C9は1stpickにTOP,MIDの両方が可能なアカリを選択。
それに対しOPTはエズリアルで耐える選択。そしてバフされたスカーナーを選択します。
最後にC9はレーンをコントロールし、サイドレーンに出れるタリヤを選択します。
C9の構成は全レーンにプレッシャーをかけつつ相手のジャングル内に入っていく強気な構成です。MIDにタリヤを選択しているのでMID.JGがともに動き試合を動かすことが要求されます。
OPTは集団戦を意識しつつピックアップを狙う構成です。リサンドラ、スカーナー、スレッシュなどキャッチに特化したチャンピオンがいるためこれらをうまく使い試合を動かしていきたいです。
試合展開
ファーストブラッドは4分にノクターンがTOPにガンク成功し起こります。
この試合ではノクターンが積極的に動いていくことが必要なので、ここでキルが入ったのはとても大きく試合を動かしやすくなります。
12分にはOPTがTOPにリフトヘラルドを召喚した所をカウンターし、2キルを獲得します。
28分にも集団戦が起こりこの時点でノクターンが7/0/4と完全に育ち、試合の主導権を完全に握ります。
35分にバロンのにらみ合いの中で集団戦が起こりC9が2キル獲得しバロンへ向かいます。
バロンを獲得したC9はその後残りの3人も倒しエースを獲得。バロンを生かして一気にゲームエンドします。
これでC9は通算11勝4敗となり、次節の試合に勝利すれば2位を確定させます。
総評
前回の試合ではコミュニケーションエラーなど複数の問題が起こり敗北してしまいましたが、この試合ではSvenskerenを中心に安定した試合展開だったと思います。特にSvenskerenの使うノクターンはこの試合、積極的に少数戦を起こし、C9の有利を一気に広げました。この試合のMVPといって良いでしょう。
今回の試合ではC9お得意のノクターンガリオというコンビを使い快勝しましたが、C9の課題は強いシナジーを持ったチャンピオンを取れなかった場合の試合展開にあります。明確なチームコンプを持った構成ができた場合のC9は戦術理解度の深さが見れますがそれ以外だと動きに統一性が見られない場合があります。得意の構成が使えなかった場合の動きに磨きをかけられるか、そこがC9の今後の課題になるでしょう。