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梅雨の時期のコナダニ 殺虫剤が効かない

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ゴキ飼育で、この時期一番恐れていることはコナダニの大量発生です。この時期は、極力水分計の餌を与えなようにして、ケース内を霧吹きで湿らすということもしません。

しかし、雨が連日続くと、どうしても湿度自体が高くなり、湿気気味に… そして、ついにコナダニが大量に発生状態です。ゴキのケースの部分だけであれば、問題ないですが、その付近にまで飛び火して、かつてないほど最悪な状態です。

ホームセンターでゼオライト10kgを購入し、湿気を抑えようと、ケース内と、外に設置しましたが、この時期には皆無でした。とりあえず、大量に発生したダニは、ケースにへばりついているので、毎日、ゴキ用の掃除機で、吸い込んで、増殖を抑えています。そして、その後に、殺虫剤を一応、掃除機の吸い込み口に向けて噴射して、内部で殺虫処理をしています。しかし、これも、実際、どのていど効果があるのか不明です。

というのも、キンチョールとアースジェットを2つ使っていますが、これをコナダニにかけても、死なないのです。

噴射した液体の中をいずれも、コナダニは突き進んでいきます。ただ単に即効性がないだけなのか、それとも、無敵?なのか。数分間、観察してみたものの、やはり死んでいません。ハエや蚊であれば、速攻死んでしまいますので、どう考えても効いていません。おそろしい生命力です。殺虫剤に耐性があるものと思われます。これに効果がないとなると、掃除機の中で生きていると思うので、掃除機の口をラップとゴムで縛って封印しています。カラッと晴れて乾燥気味になってくれるのを願うばかりです。

とりあえず、唐辛子やダニ取りマットを使ってみようかと思っていますが、効果は分かりません。

キンチョウのホームぺージより、殺虫剤の成分と効果が記されていたので、それを元に、どのていどの効果が期待できるのかを調べてみました。※引用下記

キンチョールについては、有効成分:ピレスロイド(d-T80-フタルスリン、d-T80-レスメトリン)で、調べてみると、即効性と致死性が高いとのこと。イエダニには効くらしいですが、コナダニには効いてないな。

一方で、アースジェットの方の成分は、d-T80-フタルスリン0.465w/v%、フェノトリン 0.17w/v%(ピレスロイド系)。 こちらも、同様にフタルスリンが使われており、即効性があり、フェノトリンは、残効成と即効性のようです。しかし、コナダニには効いてません。

※引用元:キンチョウ https://www.kincho.co.jp/gaichu/column/piresroid.html

『ピレスロイド』の仲間たち

成分名 主な特長
ピレトリン 速効性がある。
アレスリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
フタルスリン とくに速効性があり、ノックダウン効果が高い。
レスメトリン とくに致死効果が高い。
フラメトリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
フェノトリン とくに残効性、速効性がある。
ペルメトリン とくに残効性が高い。
エムペントリン 常温で揮散し、衣料害虫に有効。
プラレトリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
イミプロトリン とくに速効性が高い。
トランスフルトリン 揮散性が比較的高く、殺虫効果も優れている。
シフルトリン 広範な害虫に卓越した効果がある。
プロフルトリン 常温で揮散し、衣料害虫に有効。
メトフルトリン 揮散性が比較的高く、殺虫効果も優れている。
モンフルオロトリン 速効性が高く、ノックダウン後の行動停止効果がある。
シラフルオフェン とくに残効性が高く、魚毒性が低い。

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