2020年10月21日、引越し業界大手のアートコーポレーション(アート引越センター)とヤマトホームコンビニエンスが引越し業務に関する協業の検討を開始したことを発表しました。

 

 

まだ、具体的にどのような形の協業となるかは明らかにされていませんが、推測するに長距離便の引越し家財輸送時にアートコーポレーション(アート引越センター)ではグループ会社のアートバンライン経由での輸送となりますが、その際の輸送トラックはアートバンラインの自社トラックか協力会社の庸車配車のいずれかとなります。この庸車配車時に長距離便が得意なヤマトホームコンビニエンスを協力会社化(庸車化)できればアートコーポレーション(アート引越センター)の長距離時の庸車力は飛躍的に向上することになるでしょう。

 

 

 

 

 

 

また、ヤマトホームコンビニエンス、しいてはヤマトホールディングス的にも宅配業におけるヤマトホールディングス側から見た協力会社(庸車)としてアートコーポレーション(アート引越センター)やグループ会社のアートバンラインのトラックを使用することができ、お互いにWin-Winの総合的な庸車力を向上させることができると考えられます。

 

 

この協業話はヤマトホールディングス側からの提案のようで、今後の展開に注目していきたいと思います。