今月の注目作家インタビュー/灰芭 まれさん(2020年07月)

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こんにちは、魔法のiらんど編集部です。今回ご紹介する注目作家は、灰芭 まれさんです。
オトナ恋愛、学園モノ、青春、コメディー、ホラーに至るまで様々なジャンルの物語を描く灰芭まれさん。今回はしおり数3000を超える人気作『元カレが人気俳優で、隣の部屋に住んでおりまして、【完】』に焦点をあてつつまれさん自身にも迫っていきたいと思います!



灰芭 まれさん

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―魔法のiらんどをご利用するきっかけを教えてください。

仲の良かった友人たちと遊んでいる時に、誘ってくれたのがきっかけです。今も使っているパスワードは、友人の好きな数字が入っております。友人には、心から感謝しています…!



―はじめて書いた作品はどんな作品ですか?当時を振り返ってどんな思い出がありますか?

『期間限定、彼氏さん。』という作品なのですが、その期間があまりにも適当過ぎたなと思っています。自由気ままに書いていた作品だったのですが、感想を頂けて、ランキング入りをさせて頂いた時はとても嬉しかったです。あまりにも稚拙なので、機会があればリメイクしたいなと思っています。



ーー代表作『元カレが人気俳優で、隣の部屋に住んでおりまして、【完】 』についてお伺いします!

▽代表作『元カレが人気俳優で、隣の部屋に住んでおりまして、【完】』

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―作品を執筆された動機、ストーリーを思いついたきっかけなどを教えてください。

芸能人との恋を描いてみたいな、ということがきっかけでした。大人の恋愛はあまり書いたことがなかったので、せっかくならと思い元カレとの再会というテーマも盛り込んで完成したのが、桜庭と佐倉のふたりでした。



―完結までの執筆期間やその間の更新頻度を教えてください。

他の作品より早かったかな、と思います。キャラクターが離れてしまわないようになるべく毎日更新するようにしていました。皆様の感想があってこそ、毎日できていたのだと思います。



―執筆する上で、こだわっていた部分はありますか?それはどんなところですか?

芸能人との恋というところでしょうか。読んでくださる方が、好きな芸能人とこんな恋をしたいな、こんなこと言われたいな、というイメージに近くあってほしいなと思いながら書きました。



―完結までに苦労されたこと、大変だったことはありましたか?

思う方向にキャラクターが進んでくれず、何度も力技を使ってしまったことです。それでも更新を楽しみだと言ってくださる方々のおかげで、白目を剥きながらも完結することができました。本当にありがとうございました。




ーー普段の執筆活動や作品についてお伺いします!

―普段の執筆時、プロットやメモなどは作成しますか?作成する場合はどのように作成していますか?

話数ごとにどのような事柄が起きるのかを書き起こしています。作品のはじまりとおわりが先に浮かぶタイプなので、最初と最後で物語の辻褄が合うように毎話の流れを簡単にメモしています。ちなみにその通りにいった試しはありません。



―作品を完結させるまでの執筆期間やその間の更新頻度を教えてください。

なるべく毎日更新するように心がけて、1ヶ月から2ヶ月ほどだと思います。最長だと4年です。



―どういった時にストーリーを思いつきますか?

何か知識を得ている時や、お散歩中やシャワーを浴びてる時にふと浮かびます。



―キャラクターの設定は、どのように決めていますか?

主軸となるキャラクターの性格を考えてから、それに合うようなキャラクターを作ります。性格や年齢は決めますが、見た目はそこまで深く考えていません。



―ご自身の作品で特に思い入れのある作品をひとつ、教えてください。

『甘党な北川先輩のお気に入り【完】』です。


―『甘党な北川先輩のお気に入り【完】』について、それに対する思い入れの度合いや、あるいは作品のアピールポイントを教えてください。

この作品のおかげで出会えた方がいちばん多かったので、そういった意味で思い入れのある作品です。完結までに確か4年ほどかかっていて、それでも更新すると感想をくださった読者様に一生感謝しながら生きていきます。私自身は登場人物である北川の良さはわからないのですが、読者の方が好きと言ってくださるので幸せです。


▽『甘党な北川先輩のお気に入り 【完】』はコチラ

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―ご自身の作品で特に思い入れあるキャラクターをひとり、教えてください。

『アオハル紙飛行機【完】』の青井 紫春です。


青井 紫春について、そのキャラクターに対する思い入れの度合いや、ここを見て!といったポイントがあれば教えてください。

自作のキャラクターを好きにならない私が唯一好きになった男の子です。全く違うベクトルから主役の男の子を書こうと思って生まれました。完璧な男の子が多い恋愛小説において、良さは顔だけで、運動も勉強もできない性格に難ありな当て馬の彼が完成しました。やつは何をしでかすかわからなかったので書いていてとても楽しいキャラでした。


▽『アオハル紙飛行機【完】 』はコチラ

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ーー灰芭 まれ さんご自身についてお伺いします!

―読者のみなさんとのコミュニケーションはどのように活用していますか?または、これまでもらったレビューやお手紙で、一番うれしかったメッセージはどんなものですか?

基本的にTwitterだと思います。どのメッセージもとても嬉しいので、順位は付けられないのですが、手書きのお手紙はやはり何度読んでも泣いてしまいます。



―今後の展望は?現在更新中の作品や今後書いてみたいストーリーがありましたら教えてください。

音楽と挫折と成長をテーマにした甘酸っぱい青春系と、怪談ホラーのコメディ系バディものを書きたいです。



―読者のみなさんへのメッセージを!

いつも本当にありがとうございます。皆様のおかげで私がいます。時間を割いて、素敵な作品が溢れる魔法のiらんどのなかで、私の作品を見つけて読んでくださってありがとうございます。少しでも恩返しできるよう、これから精一杯執筆して参りますので、よろしくお願いいたします。



――インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。






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