過去にはアエロリットやディアドラなど名馬が優勝したこともあるクイーンステークス(GⅢ)。
今年もフェアリーポルカやコントラチェックなど将来に期待できそうな馬が登録しています。


2020年の優勝はどの馬か、過去10年の血統面、データ傾向からクイーンステークスの優勝馬候補を紹介します。


◆過去10年の血統傾向
洋芝の1800mで行われる重賞ということで、ノーザンダンサー系が好調です。
のべ16頭が出走し勝ち馬は4頭、勝率25%となっています。
2012,13年はファルブラヴ産駒のアイムユアーズが2連覇をしました。
洋芝はパワーが必要とされるため、ノーザンダンサー系とは相性がいいのかもしれません。
今回はビーチサンバが登録しています。



ディープインパクト以外のサンデーサイレンス系は不調です。
のべ53頭が出走し勝ち馬はいません。
2017年には、ステイゴールド産駒のアドマイヤリードが1番人気に支持されましたが6着に敗れてしまいました。
今回は上位人気が予想されるスカーレットカラーやカリビアンゴールドなど13頭が登録しています。


母父ではノーザンダンサー系が不調です。
のべ44頭が出走し勝ち馬は1頭のみ、勝率2.2%となっています。
今回はウインゼノビア、カリビアンゴールド、シャドウディーヴァ、ジョブックコメン、タガノアスワド、ナルハヤ、リープフラウミルヒの7頭が登録しています。


◆過去10年のデータ傾向
過去10年のデータ傾向で特徴的なものがあります。
外枠有利、前走4角10番手以下は不調、8週以上間隔をあけた馬は好調、前走GⅠ組が好調、の4つです。


外枠有利です。
過去10年の勝ち馬のうち7頭が5枠より外枠でした。
今回も外枠に入った馬の好走には注意したいですね。


前走4角10番手以下だった馬は不調です。
のべ23頭が出走し勝ち馬はいません。
今回はシャドウディーヴァとビーチサンバの2頭が登録しています。


8週以上間隔をあけた馬は好調です。
のべ66頭が出走し勝ち馬は8頭、勝率12.1%となっています。
今回はスカーレットカラーやフェアリーポルカなど10頭が登録しています。


前走GⅠ組が好調です。
のべ38頭が出走し勝ち馬は6頭、勝率15.8%となっています。
今回はコントラチェック、スカーレットカラー、ビーチサンバの3頭が登録しています。


◆血統面、データ面からの推奨馬
では、血統面、データ面からの推奨馬を紹介します。


まずはビーチサンバを推奨します。
血統面では父がノーザンダンサー系のクロフネなので評価できます。
スタートさえ決まれば好勝負しているので、今回もスタートが上手く出られるかがポイントになりそうです。



次にコントラチェックを推奨します。
血統面では父がディープインパクトなのでまあまあ評価できます。
札幌芝1800mは未勝利戦で7馬身差の圧勝しているので、この舞台は得意そうです。


最後にフェアリーポルカを推奨します。
ここ2戦は芝1800mの重賞を2連勝しているので、その勢いで今回も期待できそうです。
 

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