クボタ【6326】配当は増配推移・株価は下落が落ち着いた動きに

農業機械メーカーとして国内トップ、世界的にも有名なクボタ(6326)、配当は連続増配で推移しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。

クボタのPOINT
  • 配当は増配推移、今後の増配期待値もあり
  • 株価は下落推移が落ち着き
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クボタの株価情報と配当・優待

クボタの株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年2月29日終値時点)

株価:2,194円
予想PER:11.41倍
PBR:1.18倍
予想EPS:192.34円
時価総額:2兆5,816億円

最新の株価参考:(株)クボタ【6326】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:未定
予想年間配当利回り:—

配当金の推移について

下記はクボタの配当金推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

配当は増配傾向で推移、2024年12月期は未定としています。

配当性向は2022年12月期が33.6%、2023年12月期が23.8%です。

配当方針の確認

中期経営計画2025にて「株主還元強化として総還元性向を40%以上目標、50%を目指す」としています。

2024年12月期の年間配当が仮に50円に増配した場合、利回りは約2.3%です。

参考:株主還元|株式会社クボタ

株主優待について

クボタは創業130年の記念優待として2020年6月末時点で100株以上保有者を対象に「3,000円相当のお米とパスタ」を実施しました。

記念優待の限定実施のため「今後については検討していく方針」としていますが、株主還元の強化として「総還元性向の向上を目指す」としています

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クボタの業績推移と株価推移

クボタの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はクボタの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2021年12月期は過去最高売上・利益を更新しましたが2022年12月期は減益に。

2023年12月期は再び過去最高益を更新、2024年12月期は減益見通しとしています。

参考:主要財務データ|株式会社クボタ

株価のチャート

下記はクボタ5年分の週足株価チャートです。

株価は2020年中旬から大きく上昇、2021年5月以降は業績が期待以上とならず警戒感などから下落推移。

2023年以降は下落が落ち着いてレンジ気味の推移をしています。

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クボタの事業内容と財務状況

クボタの事業内容と財務状況を確認していきます。

クボタ(6326)の概要

株式会社クボタ(英: Kubota Corporation)は、産業機械(農業機械、建設機械等)、建築材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンのメーカーである。

農機メーカーとしては国内首位、世界でも3位である。

クボタ – Wikipediaより抜粋

主な事業は「農業機械及び農業関連商品」、「エンジン」、「建設機械」などの機械部門と水環境部門です。

海外の売上比率は年々上昇し2004年は約3割でしたが、2020年12月期は約7割です。

キャッシュフロー

下記はクボタのキャッシュ・フロー推移です。

2022年12月期、2023年12月期の営業CFはマイナスです。

クボタの配当について

高めの還元性向を目安にしており、これまでの配当を見ても安定感があります。利回りは低くはないですが、大きく増配しないと高いとも言いにくいです。

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