久々に、ブログ書きます。
コロナウイルスによる自粛生活はなかなかに
辛いもので、書き物をする気力が湧きませんでした。
どこに出かけていくこともなく、イベント参加がなさすぎました。
唯一やってる競馬も予想する気力が湧かないし、
家に娘もいると、レースを観ることもできませんでした。
そんな生活も6か月が経ち(3月~)、ようやく慣れてきました。
基本現地観戦なので、サッカーの中継を観ませんでしたが、
DAZN契約しました。
今日は、そのJ1リーグ第9節のグランパスvs浦和レッズを
観て思ったことを書きます。
J1リーグ第9節 VS浦和レッズ
この試合、浦和は前試合のあった大阪に残り埼玉へは帰らず、
調整して臨んだ試合だったそうです。
その影響か、浦和の選手に全体的に精彩を欠いていたように
思います。(これまでの試合を観ていないので想像ですが)
前半10分にはグランパスが先制から追加点を奪いますが、
その前の3~5分の3つシーンで、グランパスが仕込んできた
浦和対策が効果的で試合を支配できる気配が漂っていました。
一つずつ見ていきます。
①前半3:23~3:27のシーン
浦和が攻め込んでいるシーンです。
浦和のツートップ+両サイドの4人にグランパスの4バックが
しっかり対応した後のクリアボールを浦和の29柴戸選手がカットして
攻守の入れ替わりが連続したところ。
前田選手が前に出た後ろを浦和の6山中選手が上がってきました。
これに、成瀬選手が詰めたところ、
外の24汰木選手に前田選手が戻ってきて対応。
そこへは出せず内へカットインしようとしたところ
成瀬選手がボールを奪い返しました。
6山中選手が後ろへ戻さずそのまま攻撃してしまう特性が
よく仕込まれているシーンでした。
右サイド側でカットしたボールをシャビエル選手→前田選手と
繋いで金崎選手orマテウス選手がシュートってシーンが
見られそうと立上りから期待できました。
(この後、そういうシーンはあまりありませんでしたが)
②前半4:02~4:10
グランパスが持ち上がったシーンです。
浦和は4-4-2の守備布陣を惹き終わっており、
一見スペースが無さそうに見えます。
が、浦和6山中選手は、直前にグランパス側ペナルティエリアまで
攻めあがっており、体力を使った直後でした。
その山中選手の裏の狭いスペースを、
金崎選手と前田選手がクロスラインで走って確保し、
折り返すところまで行きました。
金崎選手につくタスクを負った浦和4鈴木選手には
とてもつらい試合となってしまいました。
(その後、前半だけで交代)
これも、6山中選手に体力を使わせる、ボールは奪いきれる
という仕込みが攻撃に使われたシーンでした。
折り返しは合いませんでしたが、前田選手の元に
届いていれば、自らシュート・マテウス選手・シャビエル選手の
3択で決まっていたことでしょう。
早いうちに一点決めて、楽に試合が観たいな~とか思っていました。
③前半5:26~5:40
ここもグランパスのCBからのビルドアップシーン。
稲垣選手を経由して、サイドの成瀬選手へボールが渡る。
浦和6山中選手が、前のシーン(上の②のシーン)で
縦にやられた記憶が残っているため、外目をケア。
でも、すぐうちのCB4鈴木選手は、金崎選手につくタスクがあるため、
山中選手との間隔を詰められない。
そこを狙った成瀬選手のスルーパス。
6山中選手は対応が遅れ、4鈴木選手がクリア。
本当、前半の鈴木選手は、気の毒なくらい揺さぶられていました。
もう、得点は時間の問題、でも、いつもそういう試合でシュートを
外してリズムに乗れない試合を観てきているので、
早く先制を!と祈りながら見ていました。
そして、前半9分~10分で、前田選手の2ゴール。
試合は完全にグランパスのペース。
CKからのシミッチヘッドも決まり、試合の行方もほぼ決定。
ここで、22分に浦和のやりたいプレーが見えたので
ここを観たいと思います。
④前半22:17~22:33
グランパスのビルドアップのシーン。
浦和は、グランパスのビルドアップ阻害→ショートカウンタを
考えていたと思います。
グランパスはCBでボールを回した後、ちょっと無理目に
成瀬選手に預けます。
浦和はしっかり守備陣形が整い、グランパスの前線の選手4人に
4バックがつきだせない状況を作っていました。
そこに、無理目なボールがサイドバックへ入り、
プレスのスイッチが入りました。
CB中谷選手へプレスにかかる浦和45レオナルド選手。
シミッチ選手へは浦和14杉本選手がつき、
成瀬選手が戻したところを奪うか、浦和24汰木選手が奪う
つもりだったと思いますが、それをあざ笑うかのように、
シミッチ選手・中谷選手を飛ばして、丸山選手に届けた成瀬選手。
そのままがら空きの逆サイド、かつCMFまでプレスに上げたところを
吉田豊選手が駆け上がりました。
残念ながら、センタリングは通りませんでしたが、
浦和の選手は狙い通りのシーンで相手に上回られ、
相当困惑したことでしょう。
この後、成瀬選手からボールを奪う役だった汰木選手は、
成瀬選手の首に手をかけ、イエローを貰っています。
そして、この後も得点を重ね、前半だけで5-0となりました。
イタリア人のマッシモ監督は、むしろ困ったんじゃないでしょうか。
この前半だけで、もう書くことはほぼ終わりです。
(サッカーで5点差ですから・・・)
ただ、後半は気を抜いていたとは言えない中で2失点してますので、
ちょっと観ておきました。
⑤後半47:08~47:17
吉田豊選手が、うまく相手の進行を止めた後、
元のポジションに戻る前に浦和に立て直されたシーンです。
グランパスのサイドバックの低身長を狙われるシーンが
続いています。
元はRSHの成瀬選手に、45レオナルド選手は厳しいですね。
中谷選手のフォローもあって一度は止めたシュートですが、
こぼれ球を押し込まれました。
この形になった時点で、失点は覚悟する必要があります。
とはいえ、一度は中谷選手と一緒にブロックし、押し込まれる時も
最後まで正面に立ちはだかり続けた(腕で押し倒されてるようにも見えるけど)
成瀬選手は、若さもあって期待したくなります。
⑥後半75:11~75:24
グランパスの右CKをGK西川選手がキャッチして29柴戸選手へ
出したところからの高速カウンタです。
前田選手が交代し、右SHがマテウス選手になっています。
そのマテウス選手が軽い感じにボールを取り返そうとしたところです。
空いた右サイドを6山中選手に使われ、41関根選手にロングボールを供給。
成瀬選手は進路を誤って41関根選手について行けず、
CBの中谷選手がつり出され、45レオナルド選手に決められてしまいました。
この時の成瀬選手のポジショニングが悪く、
中谷選手に、「成瀬ー!」と怒られてしまいました。
まだ、経験不足な成瀬選手、この経験も肥やしにして
更に良い選手になってほしい。
次は、FC東京戦。(ルヴァンの川崎戦は観れなかった・・・)
また、DAZN観戦になるけど、画面の前で応援したいと思います。
次は浦和よりも弱点が小さいですが、
こじあけてくれると信じて。