デリカD5に豪雪地帯で14万キロ乗ってみて感想

三菱のD5に乗りはじめて10年が経ち走行距離も14万キロを超えてもうじき15万キロになります。

冬になるとゲレンデに他県ナンバーのデリカD5がメッチャ止まって、アウトドア派には非常に人気の高い車だと感じます。

長年乗り続けたドライバーとして、デリカD5の感想を書いていきます。

雪道最強ミニバン

ミニバンの中で雪道にデリカD5より強い車はないと断言してもいいぐらいダントツに強いです。

雪道に強い条件は、タイヤの大きさ、車高の高さ、そして4WDシステムの3つの要素が大きく、この条件を満たしているミニバンはデリカD5しかありません。

そもそも、ほかのミニバンは悪路を想定した設計になっていませんので当たり前といえば当たり前です。

見た目でタイヤの大きさや車高の高さはわかりますが、4WDシステムに違いは判りませんので、デリカD5のシステムの良さを説明します。

デリカD5の4WDシステムは2WD、4WD、4WD lockと3パターンあり、走行中に切り替えが可能となっています。

走行中に切り替えられるとどんなメリットがあるのか?

雪の量や、平坦な道か坂道か、上りか下りかに合わせて走行中に変更できることです。

雪国で冬になったら常時4WDにするのが当たり前だと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはないんですよ。

路面に雪がなければ2WDにしたほうが走りやすいですし、燃費もちょっぴり変わってきます。

急な上り坂や、下り坂でエンブレを使わないときは、雪道でも2WD(FF車の場合)は横滑りしにくいんです。

急な上り坂でも、アイスバーンや大雪で路面凍結剤をまかれてザクザクした路面状況以外だったら、デリカD5以外でも今どきのFF車なら登れます。

状況に合わせて走行中に切り替えできるのはとても便利なんです。

雪道に強い以外では特筆するところはない

これはどの車にも言えますが、装備品や内装などは人によって好みが分かれるます。

ですから、私がデリカD5に乗っててたまに知人の車に乗っても、デリカD5のほうがここがいいと思うところはありませんでした。

ただし、他の同クラスのミニバンと決定的に違うと思ったことは乗り心地です。

デリカD5は車高の高さからくるカーブでのロール感が非常に強く、慣れない人が運転するとフラつく感じが怖いみたい。

車高の高さ来るものなので、ほかのミニバンのように低重心での乗り心地の良さが犠牲になっているのは仕方がないことです。

その分私の住む超豪雪地帯では、どんなに雪が積もろうとも視界がきく限り走れなくなることがないです。

最低だと思ったこと

デリカD5でこれはダメだと思ったところは、運転席のシートの形です。

座席の右側のクッションが半年もしないうちにつぶれ、しかもクッションに使っているスポンジがボロボロと砕けてカスが落ちてくるところです。

ホールド感を高めようとしたのか、右腿のところが高くなっていましたが、頻繁に乗り降りするためにすぐに潰れしまいました。

オークションで座席を買って変えようとしましたが、どの座席も運転席の右側がつぶれているのであきらめました。

その問題点以外は故障も少なく(リコールは多かったですが・・・)雪国で乗るには最高のミニバンだと思います。

つけたほうがいいオプション

デリカD5は他の車種と違って車高が高いため、後からつけておけばよかったと思うオプションがいくつかあるので、雪国の豪雪地帯に住む人間としておすすめも含めて紹介します。

1.サイドステップ

これは車高が高いため、子供やお年寄りがいる世帯はあったほうがいいです。

2.マッドフラップ

雪道をはしるとタイヤボックスに雪がたまり凍りつきいて、ハンドルを切った際にタイヤと雪の塊が接触してふらつく原因となります。

乗る前に蹴って落とせればいいのですが、ガッツリ凍っていると全く落ちないので雪が付きにくくするためにほしいです。

3.バックモニター

私はこれを付け忘れ、父親と姉が運転したときに1回ずつ後ろをぶつけられました。

幸い人などではなく家に生えている立派なナラの木だったからよかったですが、もし人などにぶつかってしまってはおしまいなので、超重要オプションです。

わたしが後から後悔したオプション付けわすれの経験です。

 

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