深夜の愚痴
久しぶりのこのコーナー
まあなんというか、ほんとは記事で書こうかと思ったけど、でもあまりに体験的で個人的なことだからこんな形で書こうかなって話
もともと僕はかなり差別的な考えの持ち主だった
今だって自分ではましになったと思ってるけどそんなことはないのかもしれない
高校の担任も、俺は差別主義者だ!などと言い出すような人間で、そんな環境で育った
かなり失礼な言い方をすれば障害のある方達の存在価値を認めていなかった
それはもしかしたら厨二病を拗らせた男子がナチスの良さを俺だけは知ってるぜ、と振る舞うような、そんな偽悪でもあったのかもしれない
だが、まぁ、少なくとも障害のる人たちをかなり下に見ていたのは事実だったのだと思う
そんな僕だったが、とある場所で出会った女性のことが好きになった
その人はある種の障害者だった
それはお前、性欲が差別に勝っただけでなんも差別を克服はしてねぇよ、と言われて仕舞えばそうなのだが、だが、僕にとっては自分の中にあったある種の価値観が崩壊する重大な事件だったのだ
それまでは障害者というカテゴリは僕にとってはかなり絶対的でその人の本質と分かち難いものであったのだが、その人に出会って以降は
好きになった人が偶々障害を持っていた
というニュアンスへと変化した
障害含め先天的にその人個人が持つ性質というものはあるのだが、それはその人にとっての「本質」たりうるのか
それに対して何をしてきたのか、それこそがその人の本質なのではないか
そんなことを考えるようになった
まぁ、その人に僕は話しかけることもできず気持ち悪く遠くから想いを馳せるだけだったのだが、とても感謝をしている
それだけの話
まぁなんというか、気持ち悪い男だな僕は
そんな感じ