一流を知ることは中学受験の一つのテーマ | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。


中学受験をする層の半分以上の部類は、小学校の授業が常識過ぎて、何を教えてもらうのか不明だよね。何のために時間を使っているのかよく分からない。まあそれも世の中一般を知るという面で悪くはない勉強だけど。

でも学問の道を追究していこうとすれば、一流を知り、一流同士で磨き合わないといけない。それが中学受験の一つのテーマだと思う。学問は努力なしには成り立たない世界だと悟ること。

中学受験の勉強がつらく苦しいものであることは、むしろ世の中の一切苦を子供の段階から悟る道であり、勉強が苦しくなかったら困るんだよね。そんなの世の中舐めてしまう。
一切苦というのは、仏教用語で「すべてが思うようにいかんなー」という意味

でも苦しいことから逃げてしまうのは子供だけじゃなく、大人でも同じ。それが人間の性。
六年生の受験戦争はあと100日くらいだね。ここからは全員が苦しい想いをする。勉強が苦しいだけじゃなく、精神的につらいことが続く。

これが一流を知り、一流を目指す道だということ。真理と真我の扉を開けていくこと。

いくた