こんにちは。ういのどかです。

私は、オンラインのセレクトストアを営みながら、個人やグループのコンサルティングや講師をしています。

 

*初めましてのかたはこちら

 

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シリーズで書いている「フリースペースという選択」も6記事目になりました。

 

不登校については、事実を隠すことはしなかったけれど、その時感じていた自分の気持ちはずっと心の奥に封印していたもの。

 

そして自分が劣っているのだと信じて生きて来た私にとって、自分の特性を語ることは恥ずかしい部分があります。

それでもやっぱり同じような特性を持った方やお子さんに、1つのサンプルとして何かお役に立てることがあればと思い綴っているのがこのシリーズ記事です。

 

だから、温かいメッセージやコメント、「いいね」にとても勇気付けられています。

この場を借りてありがとうございます。

 

 

 

親も先生も呆れるほどの成績だった私。

中学校時代の同級生が聞くと、え?高校、だ、大学?あの子が?

それくらいの落ちこぼれ。

 

そんな私が高校に進学できたのは

 望まない現実からの回避

 自分の特性合わせた学び方

 そしてそれを導いてくれた先生との出会い

があったから。

 

しかし、晴れて高校に入学した私は、あることに気づきます。

高校は中学と違って、単位を取らないと卒業ができない!

義務教育ではどんなに成績が悪くても卒業できたけど、高校ではそうはいかない。

 

さらに、

・中学に増して科目数が多い

・教科書の活字量が増える

 

一方で私は、

・一点集中型なので、色々な科目を同時に学ぶのが苦手。

・活字がぎっしり並んだ本が苦手

 

自分らしさや特性に気付いていく中でこの2つが難点。この壁をどう超えるかが課題だとわかりました。

 

科目の多さをどう乗り越えるか

私が高校に入学したのは、全てを失って目の前真っ暗やるしかなかったというのもあるけれど、入試に向かって勉強が楽しくなっていく中で、「私はもっと英語が学びたい!話したり、活かしたりできるようになりたい!」そう思ったから。

 

でも高校の科目は現代文と古典、算数、英語、科学と地学、地理と歴史、宗教(キリスト教系の学校がゆえ)、体育・・・・中学までの科目数だってとっても無理だったのにさらに増える・・・

絶対無理!

 

私は英語が学びたいんです。もう一つは古典。

 

英語を学ぶ中で私が感じていたのは「ことばって面白い」ということ。同じ意味の言葉や文章でも、違う言語では違うように表現されることがとても面白いと思った。同時に同じ国のことばなのに表現形態が全く違う古典も私の心をわしづかみ。ことばの探求をしたい!その想いでいっぱいだった。

 

科目数の多い高校でこの二つを集中して学ぶには?そして単位を取って卒業させてもらうには?

私が考えたのは「交渉」

 

各科目の先生のところに行って

「私は英語と古典をいっぱい学びたいんです。この二つの科目は結果を出します。

でも全部の科目を学ぶのは難しいです。この二つの科目でいい成績を収めたらなんとか、全体に点数をならして単位をもらえないでしょうか?」

そう頼んでみた。

 

先生「0点は困る。単位をあげられない。でもテスト前にポイントだけ伝えるから10点はとって欲しい」

私「わかりました。必ず10点は取るので単位をよろしくお願いします。」

 

科目の多さはこうして枠組みを変えてもらい、なんとか卒業の目処をつけたのです。

 

活字量の多さをどう乗り越えるか

私は目から情報を入れるのはあまり得意ではありません。活字ぎっしりの本を前にするとクラっとくるし、読んでいてもどこを見ていたのかわからなくなってくる。テキストだけに頼らない学び方は?私にあった学び方は?

 

そう考えていたら思い出した!ピアノレッスンのこと。

ピアノレッスンに何年通っても楽譜が読めなかった。でも先生が弾いてくれる音と鍵盤の指の動きを見ていれば、体に入ってくるし楽譜が音に見えてくる。

 

私は文字情報は弱いけど、耳や感触・体感を通じてなら体にスッと入るし覚えられるんだ!

 

そう思い出して、耳から入れることに注力した。

当時手に入る音源といえば音楽と映画。

 

私は大好きな映画を見つけては何度も何度も観た。シーン・シーンを区切って何度もリピートし、全部のセリフがほとんど同じように言えるようになるまで一緒にブツブツ呟いた。

 

するとなんとなく色々なフレーズが私の中に入ってきては残っていった。

 

学習するときは、声に出して読んで何度も書いて、耳と体感で覚えていく。音で入っていると、見ている活字もなんとなく理解できて、もっと英語が楽しくなった。

 

古典は先生の声が大きくてはっきりしている。すごく楽しそうに話してくれる先生から伝わってくることがたくさんあって、授業が全て。授業で教えてもらったことを繰り返し思い出し、声に出して体に入れていった。

 

 

 

 

こうして私は2科目集中、文字への壁を超えて卒業することができました。

高校時代の学びの中で最も大きな気づき。

 

それは

・今はまだ存在しない方法や枠組みも自分で作ることができる

・自分の優勢な感覚器官を使うと習得しやすくなる

ということ。

 

最近になるまで、そのことにあまり気づけずにいたけれど、友人のおかげで「自分らしさ」に目を向けたとき、自分らしさ・特性から合う方法を見つけていった時に、ありがたいことに道が拓けて行った気がします。

 

長い間、自分は劣っていると思って生きてきたけれど、劣っているではなくて「違う特性を持っている」ということ。だから、自分に興味を向けて観察したり知ることが大切だと感じています。そして、もし自分の子供でも周りにいる子供に対してでも、誰か一人でもあなたはあなたでいい、違っていいよといってあげることができたら、それは大きな力になる。

 

今二人の子供と一緒に育ち直している中で、私にも心に痛みがあって、似たような状況ですら子供たちに上手にできるときばかりではないけれど、そんな姿勢で自分にも子供にも接して行きたいと思うこの頃です。

 

次回は、母になり娘の不登校に際して感じたことや、事前にできたなと思っていること。

それから、居場所がなかった幼少期。「人並みに」という両親の想いは、実は子供を思う親の愛情だったのだなということ。今起こりつつある気づきを書きたいなとおもっています。

 

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ブログを読んでくださり嬉しいです。

私は幼少期から敏感すぎてで生きづらい自分をどうしたらいいのだろう・・とたくさん悩み、いろいろなジャンルの先生から様々なことを学んできました。

そして充足して自分らしくあるためには、体・心・思考・精神、どれもが大切と教わり実践したところ、悩みを宝に生かすことができるようになって来ました。一見関係ないように見えることかもしれないけれど、実践すればするほど、それらを日々意識的に整えることが不可欠だと実感しています。



私がセレクトストアを運営する傍ら、セラピストとしての活動や講座をしているのは、
・見える領域:身体・衣食住・日々を過ごす環境
・目には見えずらい領域:心や思考・精神など
それぞれがとても大切だと思っているから。

自分で日々の暮らしに取り入れ効果を実感している品々は、オンラインのセレクトストアを通じてご紹介したり、お取り扱いないものでもこちらのブログをさせていただいています。

見えない領域について、
私が個人&グループコンサルティングでサポートしているのは、
 ・自分の本質とつながること
講座等を通じてお伝えしているのは、
 ・自分で自分の直感の声を聞けるようになる
 ・その直感の声を使ってエネルギー状態を整える
そのための方法と必要に応じたサポート

自分のエネルギー状態を整えるために、周囲の方や専門家のサポートが必要な時ももちろんありますが、簡単なメンテナンスは自分で毎日できたらいいと思いませんか?そのことでとても心地よく過ごせるし、自分の可能性や本質がもっと活かせるようになります。

 

 


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