「平成最後の~~」ってフレーズが大流行してますが、
我がボルティーも平成最後のステータコイルの交換となりました。
ステータコイルがだめだと電気が発電されませんので、バッテリーに電気が供給されませんので
バッテリーが上がるとエンジンがかからなくなって動かなくなります。
良い電気は元気の素です。
てなわけでステータコイルとかジェネレータコイルとかオルタネータとか呼ばれてる
ようはバイクの発電機用コイルの交換です。
当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル
に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。
メンテ行為はあくまで”自己責任”で行う事。
この際だからクラッチ側エンジンカバーとイグナイター(CDI)とレギュレータ(レクチファイヤ)
バッテリー、オイルフィルター、エアフィルターも交換です。
ステータコイル交換手順としては
・エンジンオイルを抜いて
・コイルカバーを外す。
・ステータコイルを交換
・コイルカバーをもとに戻してエンジンオイルを入れる。 てな感じです。
まずは青空ガレージですので、養生シートを引きます。
この日は前日降った雪どけ水が電線からポタポタってバイクや身体にあたる青空ガレージならではの醍醐味です。
オイルを抜いて
まずはスプロケカバーを外します。
なんと経年劣化のためかスプロケカバーが壊れてました。
左側がついていたやつ、左端のネジ止め部分が壊れてる。
ここについてたネジを見ると曲がってる^^;
ステータコイルのコードをカプラーから外します。
8mmレンチでナットをとってコイルカバーを外します。
ネジ類の長さが微妙に違うのでどこから外したのかわかるようにします。
カバーはガスケットによりくっついてますので、外れない場合はプラハンで軽くコンコンして外します。
エンジン側やカバー側にくっついてるガスケットを剥がして下さい。
そんでもって交換です。コイルを止めてる中心の3つのネジが超硬いです。
ボルティ ピッカピカ計画 その2 ジェネレーターカバー編 のときにも活躍した
インパクトドラーバーで外しました。
エンジン中にネジが紛れ込むと大変ですので、この辺のネジ関係はネジロック剤で
きっちり留められてるのがほとんどです。
上がいままでの、下が新しいものです。
中華でGN250のもののようで、純正とはちょっぴり違います。
でも無事収まって交換完了、ガスケットは純正品です。
さ~って取り付けってことで、ジェネレータカバーボルトの締め付けトルクは 10Nmです。
大は小を兼ねる?大は小を兼ねないトルクレンチ購入記 で購入したトルクレンチで
ボルトを対角線上に10N・mに締めます。
ついでなのでエアフィルターも交換しました。
外したコイルをよく見てみると、3本中2本が断線してました。
道理で発電しないわけです。
その後ドレンボルトを締めてオイルを入れてエンジンをかけると
無事発電されて13V以上電力が復活でです。
良い電気になったのでボルティーも復活!!
他の部品交換はまた次回
← 復活おめでとう Volty
自分にとってボルちーのエンジン音が一番落ち着きます
しかし、リペアを自分でするたぬきさんは凄い!ボル愛に満ちてます!自分も早く復活させてあげたいと思いますが金食い虫に追われて磨く程度でごまかしています (>_<)頑張らないとなー
せっかく買った工具も大活躍だ。
古いコイル、エライことになっていましたね。
メンテナンスは大切ですね。
ボルのジェネレーターは弱いと聞きますが、簡単に点検が出来ず、困ったものですね(´Д`)
鎌ヶ谷でどうしようもなく立ち往生しちゃいました。
コイル交換は面倒くさいですが難しい作業ではないですので
爆さんのもコイル交換で治るのであればオイルとガスケット入れても
1万五千円ほどで治ります。
良ければコイル交換お手伝いにお伺いしますよ~。
電気は見えないですのでやられ具合が分かりにくいです。
安物トルクレンチですが、コイルカバーやエンジンカバーをつける時の
力加減が良くわかって安心出来ます。
今のところオイル漏れもなさそうです。
コイルをテスターで計ったら導通が無くて断線してるのがわかりましたが
目で見て断線状態が分かって納得出来ました。
スズキ全般にジェネレーターが弱いようです。
最後のほうの写真に出てる温度計と電圧計があれば
止まる前に帰ってこれたように思います。
昨年12月には持っていたのですが、この日は持っていきませんでした。
でも普段は温度しか気にしてないので持って行っても気づかなったかも?