大企業への転職には逆張り戦略!合格も社内人脈も得る賢い方法

とにかく大企業へ転職したい。転職後の社内人脈も得たい。

という悩みにお答えします。

 

私は大企業で約20年勤めています。転職を1回・部署異動を3回しています。

 

そんな私から見て『これなら大企業への転職は簡単』という戦略があります。逆張り戦略を利用して、合格も合格後の社内人脈も得られるオイシイ戦略です。

 

私の転職時にはここまで考えが及んでいませんでしたが、今ならこの戦略を選びますし、あなたにもオススメできます。

 

本記事では、とにかく大企業へ転職したいあなたへ

大企業への転職に最適な合格も社内人脈も得る賢い方法である「逆張り戦略」

をお伝えします。

 

目次

大企業への転職に最適な合格も社内人脈も得る賢い方法である「逆張り戦略」とは?

逆張りの定義です。

逆張りとは、市場のトレンドの反対に相場を張る投資家のことです。逆張り投資家とも言われます。逆張りは人と反対の行動を取る人、反対意見の人などという意味を持っています。

 

逆張り戦略は、私の造語です。

 

逆張り戦略は、大企業への転職に最適な合格も社内人脈も得る賢い方法です。要素が二つあります。それぞれを説明します。

 

逆張り戦略×大企業へ転職の要素(1):合格率を上げる

逆張り戦略が大企業への転職に最適な要素の一つ目は『行きたい企業で瀕死の部署に応募する事』です。

 

『行きたい会社の瀕死の部署に応募する』とライバルが少ないので結果として合格率が上がります。

 

大企業には、大きな収益を上げているコア事業があります。

 

  • トヨタなら車のエンジンを開発している部署
  • キヤノンならカメラのレンズを開発している部署
  • ソニーならゲームのOSを開発している部署

 

のような部署です。

 

また、収益は上げていなくても『AIなどの先進技術を扱う部署』のように会社として投資対象になっている部署もあります。

 

これらは会社の中で花形の部署です。社員から人気があるので優秀な人が集まります。これから転職しようとしているあなたが社員のライバルと戦って合格する事は容易ではありません。

 

 

一方で、大企業には『瀕死の部署』もあります。

 

例えば『プロバイダサービスを提供する部署』は今では利益が出にくく苦しい事が多いです。これらは会社の中で花形の部署ではありません。

 

社員から人気がないので優秀な人が抜けていきます。これから転職しようとしているあなたにとって、ライバルが少ないので転職の合格率が上がります。

 

 

私は今の会社で部署が潰れる経験を2回しています。

 

部署が潰れる兆候が表れると優秀な人がどんどん抜けていきました。残るメンバーにとって厳しい状況でした。

 

そこで転職で人員を補完しようとました。我々にとって転職者は喉から手が出るほど欲しいのですが、潰れる直前の部署には人はなかなか集まりませんでした。

 

このように『行きたい会社の瀕死の部署に応募する』とライバルが少ないので合格率が上がります。

 

逆張り戦略×大企業へ転職の要素(2):合格後の社内人脈を得る

大企業に転職できても瀕死の部署に行くのは怖い。その部署が潰れたらどうするの?

 

という声が聞こえてきそうですね。実はこれが逆張り戦略の二つ目の要素です。

 

逆張り戦略が大企業への転職に最適な要素の二つ目は『部署が潰れるのを想定し社内転職の準備をする事』です。

 

部署が潰れた時のために社内転職の準備を進めておきましょう。TOEICの点数を上げる・プログラミングを勉強するなどです。

 

実は部署が潰れる事はあなたにとってメリットがあります。逆に部署が潰れる事のデメリットはあまりありません。

 

部署が潰れた時のメリットを上げます。

 

(1) 利益が上がらない部門を潰す事によって会社の利益が増える

(2) 人材を利益が上がる部門に異動させることで会社の利益を最大化できる

(3) 辞める社員は早期退職金がもらえる

(4) 残る社員は別の部門に異動できる

 

あなたが注目すべきは(4)です。

 

あなたは大会社に転職した時点では社内人脈がありません。社内人脈構築の一番手っ取り早い方法はいくつかの部門を経験することです。

 

部署が潰れるとあなたは別の部門に異動できます。別の部門に異動することで社内人脈構築のチャンスが増えます。これはオイシイですよ。

 

逆張り戦略で大企業へ転職する事例は多い

『逆張り戦略を意識して大企業に転職する人』はあまり聞きませんが、『結果として体験した人』は多いです。私もその一人です。

 

私は今の会社で部署が潰れる経験を2度しました。その後社内転職の仕組みを利用して部署を異動しました。

その時は大変でしたが、今でも給料は貰えているし社内人脈が増えたので、振り返ると良いことしかありませんでした。

 

私の過去の上司で、転職後2か月で部署がつぶれて社内転職活動をした人がいます。

その人は『何のために自分が採用されたか分からない。でも大企業に転職できたしデメリットは何もないからオイシイ経験だった』と言っていました。

 

とある人材開発のガイドラインによると『新卒から10年間で3つの部署を経験する事が成長に繋がる』のだそうです。

 

社内転職を経験するのは人材開発の観点でも良い経験です。部署が潰れるのはそのチャンスです。

 

逆張り戦略で大企業に転職する場合の前提条件

逆張り戦略の前提として、『大企業である事』と『社内転職の仕組みがある事』の2つが必要です。

 

大企業ならば部署が潰れても会社は潰れません。社内転職の仕組みがあれば失敗したときに他の部署へ異動できます。

 

逆張り戦略を使う場合は、これらの前提を満たしている事を必ず確認してくださいね。

 

大企業への転職には逆張り戦略!合格も社内人脈も得る賢い方法 まとめ

  • 瀕死の部署に応募して合格を勝ち取る
  • 近い将来に部署が潰れる事を想定し、社内転職に向けてスキル向上を進める
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