2020年10月23日金曜日

蓋穴式栽培法の欠点克服しました。

風太君式栽培法は栽培槽の蓋に穴を開けてその穴にプチプチシートで包んだ不織布の苗床を突っ込む方法です。蓋は厚み7mmの発泡ポリスチレンを使っていて加工しやすくブクブク式、ホームハイポニカもどきにつかっています。培養土を使った方法と違って移植は簡単です。プチプチシートをつまみ引き上げるだけですので、不織布の中で発芽したらホームハイポニカもどきに移植して、本葉が増えて独り立ちできるまで育ったら、ブクブク式に定植します。そのブクブク式は葉物野菜には贅沢すぎますので、小松菜・レタス類はホームハイポニカもどきで専ら栽培していますが問題は成長するにつれ葉部が大きくなると7mmの厚みでは支えきれず倒れてしまうことです。今まで穴の部分だけ2重にして14mmと改良しましたがそれでも倒れてしまいますので考えたのは長めのツバ付きブッシュを挿入する方法です。所がネットで調べても適当なものが見つからずおまけに高い。そこで考えたのはツバ付きブッシュもどきを自作することです。写真がその作り方です。
材料はホームセンターで購入した厚さ0.5mmのPET樹脂で長さ3cm、ツバ1cmにしました。

まず高さ4cm幅は栽培穴の円周+5mm、ツバになる所1cmの所に線を引き、錐の先などで軽く傷をつけてその線から折り曲げてそこまで3mm程の幅で切り目をいれます。それを指でしごいて、曲がり癖をつけて完成です。丸めて、栽培穴に挿入したら厚さ3cmの栽培穴が完成します。3cmあれば葉物野菜の茎はしっかり直立しました。