必見!「そうめんつゆ」アレンジ10連発

夏の定番「そうめん」を飽きずに食べる

そうめんの季節がやってきました。どこのお宅でもヘビロテでお召し上がりになるんじゃないでしょうか。冷たくてさっぱりして女王の大好物なのですが、あまり頻繁に出すと、家族から「またそうめん?」と不評を買うというお話を聞くことがあります。だったら自分で作れやゴルアお作りあそばせ、と思うのですが、味にバリエーションがあれば飽きずに食べられますので、今回は女王宅でよく作る「変わりめんつゆ」10種をご紹介します。今年の夏は「飽きた」とは言わせませんわよ~

薬味どっさりポン酢入りめんつゆ

まずは定番中の定番、ふだんのめんつゆに薬味を足すだけで即できる、風味豊かなめんつゆです。ねぎ、しょうが、青じそ(大葉)、みょうがを細かく刻み、お好みの量めんつゆに入れます。そこへ、ポン酢をプラスすることで、香りがよくすっきりした味わいのつゆになります。

「めんつゆにポン酢?」と思われるでしょうが、これが非常によく合います。このめんつゆは冷奴のたれとしてもおすすめなので、ぜひお試しください。ポン酢を入れると少し味が濃くなりますので、めんつゆは薄めで仕上げられるといいでしょう。

刻み納豆の辛子風味めんつゆ

納豆と和の麺類はとても良い相性で、納豆そばや納豆うどんなど、様々な味わい方があります。しかし、そうめんのつゆにそのまま納豆を入れると、豆がごっそり残ってしまいますよね。あれをどうにかできないかと、いろいろやってみたのがこのつゆです。

まずは納豆を細かく刻みます。ひきわり納豆より、さらに細かく。そこへ粉の辛子を入れて練り練り。クリーム状になるまで、しっかり糸を引かせてください。ふわふわになったら、めんつゆを少しずつ入れてなじませます。一気に入れると混ざりませんのでご注意を。こうすると、麺を絡めたときに納豆も粘りに巻き込まれて一緒につるつるっと味わえます。辛子が効いて、シャキッと爽快ですよ。

ピリ辛みそだれめんつゆ

中華麺にもよく合う、スパイシーなめんつゆです。豚肉のしゃぶしゃぶなどにもぴったりです。まずは味噌(粒がないものが望ましい)を一人前梅干し1個程度、粉末の鶏がらスープ少々、みりんと酒、水を小さじ1杯程度加え、好みですりおろしたしょうがとにんにくをプラス。よーく混ぜて電子レンジで1分~1分半ほど加熱します。

ここへ氷を入れてクールダウンと味を薄める作業を同時にやっちゃいます。適度に味が薄まったら、韓国唐辛子(コチュカル)をティースプーン2杯ほど入れ、よーく混ぜ混ぜ。これで完成です。韓国唐辛子がない場合は一味でもできますが、色がこのような真っ赤にはなりません。また、一味は非常に辛いので量はほんの少々から慎重に足してください。

韓国冷麺風めんつゆ

女王は韓国冷麺が大好きで、そうめんも冷麺スープで食べてしまいます。作り方は手抜きもいいとこで、韓国食品店に売ってる「ダシダ(牛だし)」を少量の熱湯で濃い目に溶き、氷水を入れて冷え冷えに。そこへ刻んだキムチと酢を入れて完成。りんごや梨があれば、刻んで入れるとさらに美味しいです。

とろろ明太子めんつゆ

とてもゴージャスでボリューム感のあるめんつゆです。山芋をすりおろし、薄めた白だしを少しずつ加えてとろろ汁に。普通のめんつゆでもいいのですが、色が黒っぽくなりますし、ちょっと甘くなってしまいます。もしお手元にあるなら、白だしを推奨します。

明太子は薄皮を取ってほぐした状態に。とろろの上に刻んだ青じそを乗せ、お好きな量の明太子をトッピング。食べるときはしっかり混ぜて召し上がれ~。これ、ごはんにかけても美味しいですよ♪

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ごまだれ冷やし中華めんつゆ

冷やし中華も女王の大好物(冷たい麺はすべて好き)なのですが、そのごまだれでそうめんを食べてみたら美味しかった案件です。これも作り方は恐ろしく簡単で、酢と砂糖を混ぜてめんつゆでのばし、そこへねりごまを入れるだけ。配合は「酸っぱいのが好き」「濃い目が好き」などお好みで加減してみてください。ねりごまはスーパーにパウチ入りのが売ってますので、それを使うと一発です。

トマトとたまねぎのめんつゆ

サラダ感覚で食べられる、さっぱり味のめんつゆです。普通のめんつゆに刻んだたまねぎ少々、ざく切りトマトをたっぷり。そこへオリーブオイルをたら~っと回しかければ完成です。お好みで青じそやバジルを加えれば、さらに風味がアップします。和風のパスタソースとしても使えますよ。

カルグクス風めんつゆ

朝の冷たいスープとしてもよく作るカルグクス。本来は冷たい豆乳スープの韓国うどんです。その汁だけをそうめんに応用しました。これは本当に、豆腐の好きな人にはパラダイスなお味です。飲む豆腐、とでも言いましょうか。

木綿豆腐半丁、豆乳カップ2、ダシダ(韓国の牛スープ粉末)小さじ1~1・5杯を、ミキサーまたはハンドブレンダー(ない場合は頑張ってすり鉢)で液状に攪拌し、塩でお好みの濃さに味付けします。きゅうりの千切りとごまを散らして完成です。

冷やし肉吸いめんつゆ

今日はがっつりいきたいぜ、という方におすすめな濃い味そうめん。大阪名物、肉吸いを冷やしにしてめんつゆにします。前の晩から作って冷やしておくため、時間は少しかかりますが手間はちょっとです。高校生男子にこれを出したところ、めんつゆ3回おかわりしながら6束のそうめんを食べました。

作り方は、まず牛肉を適度な大きさに切って、沸騰しためんつゆに入れます。肉の色が変わったらアクを取って火を止め、斜め切りのねぎと生姜少々を入れておしまい。あとは冷蔵庫に入れておけばOKです。食べる前に浮かんで固まっている脂は取り除いてくださいね。お好みで唐辛子をプラス。

すだちそば風めんつゆ

夏に出回る香りのよい柑橘「すだち」をたっぷり使った、それは爽やかなめんつゆです。これは甘いめんつゆより、白だしの方が上品に仕上がります。よく冷やしたおつゆに、薄く切ったすだちをたっぷり浮かべ、切り落とした端っこの果汁を絞り込みます。時間が経つと皮の苦味が出ますので、作ったらすぐに召し上がれ。酸味と香りがふわ~っと夏を連れてきてくれますよ。

番外編:タイカレーにはそうめん

そうめんを食べる国は、日本以外にもいくつかあります。タイにも「カノムジーン」という発酵そうめんがあり、日本でよく食べれらているタイカレーと一緒に出てくることがよくあります。最初は「え、ごはんではなく?」と思いましたが、やってみるとこれが抜群の相性です。ぜひタイカレーのとき、お試しください。(写真は女王宅のマッサマンカレー)