チェコと言えば、ビールが有名ですが、ブルノが位置するモラヴィア地方はワインの生産も盛んです。13世紀ごろから続いているそうで、高品質でありながらリーズナブルな価格帯が魅力。

そんなモラヴィア地方で、9月にだけ楽しめるのが「ブルチャーク」!ワインの発酵段階の飲み物で、ワインの1歩手前の葡萄ジュースと言う感じ。(決して出来損ないではありません。)9月になると、街のあちこちに、「Brucak」と書かれた屋台が登場します。

 

一昨日の午前中、オリエンテーションに参加する友人を会場まで送ってから、朝市に寄ってみました。冬以外の平日は、基本毎日市内中心のZeleny trhという広場で、市場が開かれます。Zeleny trhは直訳すると「青果市場」なので、そのまんまのネーミング。(笑)

野菜の量り売りと言われても、必要な分量のグラム数なんて分からないわ!(おそらく目分量でこれくらい頂戴で大丈夫なんですけど)と思ってしまい、今まで一度も市場で購入したことがありません。見た目だけなら、スーパーの商品より何倍も美味しそう。なぜなら、スーパーの野菜はたまに死んでいるからです。(笑)

 

そんな青果市場に、今月に入ってからブルチャークの屋台が何軒か出店しています。

種類は、赤(チェルヴェネー)と白(ビリー)の2種類。紙コップのほかに、持ち帰り用のペットボトル(!)での販売もあり、期間限定の味を家でも楽しもうと、買って帰るお客さんも多いです。

僕は白をいただきました。コップ1杯22コルナ。初挑戦なので高いのか安いのか分かりません。(笑)

ほのかにワインぽい香りもしますが、味はジュースに近い感じで、アルコールが苦手な人でも飲みやすいと思います。

ただ、一応アルコール飲料なので、未成年(チェコでは18歳未満)の方は飲めません。お気を付けください。屋台で年齢確認があるのかは微妙ですが、街中には警察のパトロールもあるので、年齢を誤魔化して飲むのはやめた方がいいと思います。(笑)

モラヴィア地方の街ではあちこちで売られるみたいですが、プラハを含むボヘミア地方でも売られているのかは分かりません。1か月ほどしか楽しめない季節ものなので、見かけた際はぜひお試しあれ。

 

少し短いですが、今日はこの辺で。

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