秋もすっかり深まったチェコでは、お店の品揃えが徐々にクリスマスムードになっています。スーパーにも、アドベントカレンダー、シュトーレン、パネトーネ、クッキー(要するに何でもあり)がずらり。ハロウィンを飛び越えてクリスマスムードになってしまい、季節感が狂ってしまいます。サマータイムも終わりましたし、もう冬ですねえ。来月末からは、クリスマスマーケットも始まるそうで、今から楽しみ♪ そして12月にはヨーロッパのクリスマス風物詩、バレエ「くるみ割り人形」が始まります。どれだけ劇場に通えるか試すつもり。(=アホ)

 

 

さて、1年間留学するとなると、避けては通れないのが、海外での散髪。女性は、最悪の場合伸ばしておいても何とかなりますが、男性の場合ヒッピーと化してしまうのでそうもいかず…しかし、日本人が海外で散髪をするとろくな結果にならなかったという話がネット上でよく見られる上に、実際現在留学中の同期の中にも海外クオリティーの被害に遭った人がちらほらいる模様。そのようなわけで、かなりハードルが高い散髪ですが、僕はこの8か月で3回ブルノの床屋さんに通い(すっかり常連⁈)、今のところ、とりあえずバリカンで刈られまくるというような被害には遭っていません。(笑) そこで今回は、ブルノでの散髪事情をご紹介します。

 

僕の知り合いの中には、遥々プラハの日本人美容師さんの所まで行っている人もいますが、散髪のためだけにプラハーブルノ間を往復するのは時間とお金と労力の無駄なので、ブルノ市内の理容室を探すことに。散髪に必要なチェコ語ボキャブラリーは持ち合わせていないので(開き直り)、英語が確実に通じる所を探しました。方法は至ってシンプルで、グーグルに「Brno barbarshop English」と打ち込んで検索!今どき、大抵の情報はインターネットで入手できるので、周りの日本人に聞いたりする前に、とりあえず自分で調べてみる習慣がつきました。自分で出来ることは自分でしないとね。

 

こうして見つけたのがこちらの「Royal Barber and Shop」。

公式サイト

https://www.royalbarber.cz/indexEng.html

 

ご親切に、英語のページもあって、料金メニューやスタッフのプロフィールの確認から予約まで、全て英語で済ませることが可能です。予約さえ完了したら、あとはカウンターで名前を伝えれば、全て英語で対応してくれます。なんと素晴らしい!

肝心の「今日はいかがなさいますか?」に対する返答ですが、できれば写真を見せながら、いつも日本で注文している内容を英訳して伝えれば、きちんと理解してくれます。僕は大体「Please clip the side and back only the bottom and fade naturally. Cut the findge above the eyebrow and cut the rest accordingly (横と後ろの裾を自然に刈り上げて、前髪は眉の上、あとはそれに併せて切ってください)」的な感じで説明しています。多少散髪用語の英語に自信がなくても、意味は通じます。

 

これまで別々の3人のスタッフに担当してもらいましたが、全員とても丁寧に作業してくれます。日本人の髪って、欧米人より太くて切りにくいらしいのですが、それでも頑張って切ってくれます。(笑) 「チェコ人と違って髪の量が多いよね~」という自虐ネタ(チェコ人の男性は、原因は分かりませんが、薄毛の人が多いです)で店内爆笑ということもありました。

 

3回とも、日本と変わらない、またはそれ以上の仕上がりになったので、満足しています。他のお店で切った人の中には、「写真を見せたのに無視されてヤバい仕上がりだった」等の話も聞きますが、このお店は僕が知る限り大丈夫です。カット・シャンプー・ブローで、520コルナ(約2600円弱)と、日本の1000円カットよりはお高くつきますが、ヨーロッパにしては珍しく丁寧な仕事をしてくれるので、払う価値は充分あり。少なくとも日本人に切ってもらうために、プラハを往復するよりは、はるかにお手軽でしょう。

 

28日は、チェコスロヴァキア建国記念日でした。プラハでは、それなりにイベントがあったようですが、ブルノは特に珍しいこともなく、部屋でダラダラしていました。(笑) 

期末のエッセイを進めないといけないけれど、そのうちの1つは、教授が、自分は適当なくせに、提出したリサーチプランにあれこれ難癖をつけてくるので、やる気が失せました。そもそも間違えて別のクラスの課題のインストラクションをアップしている人に言われたくないわ。(笑) しかも、先日授業後に尋ねたら「migration関連なら自由にトピックを決めて良い」と言ったにもかかわらず、「授業のリーディングとのつながりが見えない」とか今更言うんじゃない!(怒) まあ、単位は十分足りているはずなので、エッセイも書かず、授業にも出席せずに、単位を落としても問題はないのですが…。(笑) とりあえず、「インストラクションも、正しいものが上がっていないし、この間の回答も踏まえてトピックを決めたのですが、このまま進めさせてもらって大丈夫でしょうか、それとも変える必要がありますか?」と教授にメールしておきました。(もちろん実際の文面はもう少し丁寧です。笑)

ちなみに、AIUへの単位変換申請を今月18日締切のところを、1日にはアドバイザーに提出したにもかかわらず、アドバイザーが放置したせいで未提出扱いになり、履修課から督促状が届いて、これにも怒り心頭。「1日には提出済みである」という証拠のメールを送り、アドバイザーにも催促し、3週間以上経って、今日ようやく返事が来ました。それには、「提出ありがとう。手続きしておくね」としか書いておらず、謝罪は?3週間以上もメールを放置して、学生にも履修課にも迷惑をかけておいて、それはないでしょうよ⁉ これがヨーロッパならまだ百歩譲って許してあげるけど、一応相手がいるのは日本ですし。納得がいかないので、然るべき部署に適切な処置をしてもらうように報告を入れようか迷い中。海外生活をしていると、自分もけっこう強気になったなとも思いますが、それなりに強気な態度で出ないと、相手にされなかったりもしますし。(笑) 

 

帰国後も、強気なままだったらどうしよう、と少し心配な僕に、ワンクリックお恵み下さい。


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