ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「サバイバルファミリー」

2019年07月20日 | 日本映画
2017年公開の映画の紹介です

監督・脚本は矢口史靖。
サバイバル・コメディ映画です。
主演・出演は、小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、時任三郎、藤原紀香。


東京都。
鈴木家の母・光恵は父から送られてきた魚をさばけずまな板に乗せたままです。
高校生の娘・結衣は気持ち悪がり、大学生の息子・賢司はヘッドフォンで返事もしない状態です。
仕方なくラップでくるみ、光恵は魚を冷蔵庫へ入れます。
その日は何事もなく過ぎましたが、翌朝サラリーマンの父・義之は止まっている時計を見て慌てて起き出します。
ところが、どの時計も止まっていて、しかも停電で、家族は慌ただしく出勤・登校します。
しかし電車も動かず仕方なく義之は徒歩でオフィスに着くと、自動ドアが開かなくて人だかりの状態でした。
光恵は他の主婦と話し、ろうそくなどを買いにスーパーに行きますが、そろばんを使ってのレジに長蛇の列だったのです。
何日たっても電気は復旧せず、車も動かず、他の人に合わせて鈴木家も光恵の父がいる鹿児島を目指して自転車で空港を目指す事にします。
高速道路にまで人の行列が出来ていて、鈴木家の面々は驚きます。
ペットボトルの水が1本2500円のとんでもない高値ですが、義之は持ち寄ったお金で買おうとします。
すると、光恵が機転を利かせました。
軽装の自転車の旅は続き、結衣と賢司は義之の行動力のなさに、次第に呆れ果ててしまうのです・・

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この映画はセットやCGを一切使わないオールロケーション撮影だったんですね。
撮影地は、仙台市や山口県、大阪、神戸、静岡、千葉、横浜、羽田空港など、ロケ隊の総移動距離は約1万キロを突破したとか。
“車のない高速道路を自転車で走行する”シーンは、山口県警察協力のもと一時封鎖して撮影が行われたんですね。

義之役は小日向文世。
普段は温厚で、皆を笑わせる人だが、監督いわく、今回は大変怒っていたとか。
オールロケで、散々な目に会うシーンがたくさん!
どこの場面を怒っていたかは、是非、ご覧頂いて。

賢司役は、葵わかなと共にオーディションを通過した泉澤祐希。
テレビドラマ「白夜行」で主人公・桐原亮司の幼少期役で脚光を浴びたとか。
NHK「ひよっこ」ではヒロインの幼なじみ役でした。






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2 コメント

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Unknown (azm)
2019-07-20 18:03:57
小日向さん好きな男優さんです。
結構見応えがあった作品でした^_^
実際に起こるわけないかな(笑)
わからないですけどね^_^
こんばんは (azmさんへ)
2019-07-20 23:33:03
私も小日向さんはどんな役でも好きですね~

昨年ブラックアウトを経験しているので、この映画はひとごとではなかったです
サバイバル知識も豊富でしたね
娘がわけもなく涙を流すシーンがとても印象的でした

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