戦争の本質はそこに「需要」を無理やり作り出すことだ。
今回は台風の結果を見て、これから起こり得ることについての本質的な話をしようと思う。
結果的には狩野川台風とは違い、被害は最小限に抑えることができたのではないかと思う。
他県と東京首都圏を比較した場合、スーパータイフーンが誘導&直撃されても、東京首都圏には世界最強クラスのインフラ整備があって、強風と増水による防御力は限りなく高い、ということがわかった。
他県の様子(長野県)
台風19号、 伊勢市の様子
河川の氾濫も最小限。増水した部分は一時的にストックする下水機能が出来上がっているから、これだけで相当の被害を防げたのだろう。次の一手を考えると油断はできないのだが、安心した。
台風編はこれでおしまい。
台風と戦争は本質的には同じ?
大人になると薄々気が付くのだが、実は戦争は「戦争反対運動」だけでは止められない。
歴史上、戦争反対運動だけで戦争が終わった事例もまだない。
このことを理解するには、やや小難しい話になるが、イギリスの経済学者で「ジョン・メイナード・ケインズ」の理論を知っておくとわかりやすいと思う。
彼の有名な理論に Effective demand(有効需要創出)という理論があるのだが、これは、
「需要がないなら無理やり需要を作ってしまえばいいのだ」
という理論で簡単に言えば、「戦争」などで一度作った街やインフラを破壊してまた経済の需要を作るのだ、という考え方がつい最近まで採用されてきたのだ。
公共破壊事業をやれば需要は間違いなく発生する。
第二次世界大戦後の日本もその強烈な特需で日本は復活したから、学校では避けられているだけで、戦争によって日本が経済大国に登り詰めたことくらいは、気づいているはずだろう。
問題はストックしている分、貯金や資産、そして命は、ここで破壊される、ということだ。
だから結局のところこんなやり方を繰り返していたところで、人類全体でみれば進歩がない。
世の中から戦争を無くす方法
ここでトランプおやじが出てきたり、中国を中心に「戦争」をすることなく、有効需要を作り出す、ということで、「一帯一路計画」が出てきた、という背景がある。
それこそユーラシア大陸に人口100万人ほどの街を大量(1000個前後)に作って
長期にわたる需要を作っていこうぜ!という計画だ。
これはケインズおじさんの有効需要創出の考え方のアップグレード版だから軍産支持層を除いた世界はカネの論理でそっちへ進む。
だから戦争を本質的に消滅させるには、「有効需要」をどう作っていくのか、の具体的なプランが必要であって、戦争反対のきれいごとでは、平和は訪れない、ということだ。
トランプおやじもこれをわかっているから(彼は平和主義者だろう)、中国と表面上は仲が悪いように演じて芝居をするけれど、中国の一帯一路に背後では手を貸しているのだ。
気象操作の気象兵器化(台風・地震)が続くワケ
ここで問題になるのが気象操作で、これも結構な頻度で「有効需要」を作ってしまう場合がある。
そのために気象操作だとか気象改変兵器があるわけで、例えばある国の実体の景気が不況なときに、都合よく官僚などによって使われる、というケースがあるのだ。
気象兵器の場合、軍事的に見ても「攻撃の出所」が分からないからステルス化という意味でも非常に都合がいいのだ。
結局、気象兵器はジュネーブ条約で禁止されていても、攻撃の出所がわからないため、追及も難しく、さらには罰則もないから、効力も弱いのだろう。
ということで、地球史上最強の2つの目を持つ台風19号も何とか受け流しできたので、よかったなと思いつつ、つらつらと書いてきたのだが、最後におまけ。
日本の気象庁問題
日本には「気象庁」があるのはご存じの通りだと思うが、ここが国土交通省の外局、つまり天下り先というのはあまり知られていないだろう。
「気象操作」をした場合、一番儲かるのは、国道交通省の天下り先になっているのだ(ゼネコン関係)。
だからなぜ日本では気象操作の情報が意図的に止められているのかを考えると、この辺にタブー(利益共同)の政治が影響しているのだろう。
結局、タブーになっていて、表からは見えない。
見えないから論じられないのだけれど、N国党の立花おやじあたりが切り込んでくれたらなと思う。
ここをピンポイントで論じていかないと、来年はさらにもう一段アップグレードされた人類史上最強台風が来るのだろう。
また無駄な犠牲が増える。
だからワイが北朝鮮に移住したい、と言っているのは、こういった「見えない敵」からの本質的な回避であって、有効需要(一帯一路計画)がもろに影響する場所でもあるからだ。
最近、日本によく遊びに来てくれるマレーシアのマハティールも一帯一路に賛成派で安部首相とよく会っているのは、おそらくこのあたりの話なのだろう。
ということで、気象に関する知識は金融と同じで日本語圏の情報統制はそこそこ強めなので、世界の常識は知っておいていいだろう、ということで、憲法21条言論表現の自由を元に書いた次第。
変な奴扱いされるのだろうが、鳩山元首相に比べれば蟻んこみたいなものだから気にしない。
鳩山元首相の発言は宇宙人と言われるだけあって、ぶっとんでいたりするが、例えば、地震についてもCO2注入で起こせるのだ、ということを言ってしまっているから見ておくといいだろう。
CO2の地下貯留のCCSプロジェクトが苫小牧で行われている。大変に大きな圧力をかけてCO2を地下に埋めるのだ。しかし米陸軍の調査では、CCSの15キロ離れた辺りで地震が頻発したという。昨年の北海道の厚真地震は正に苫小牧の隣町で起きた。CCSによって起こされた人災との指摘は無視できないと思う。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) February 2, 2019
正直、ワイもよくわからん時はあるのだが、これについては本当のことであって、世界ではよく議論されていることの1つ。
批判する人が多いのは結局、情報統制が効いているからであって、世界基準の常識、知識から隔離されている、という証拠でもある。
鵜呑みにする必要はないから、批判する前に、英語圏ではどう議論されているのかを調べてみて、それから客観的に判断したらいいと思う。
今回は以上です。
これから帰省して、寒くなる前にまた出国する予定。