はじめに
市民農園での栽培記録です。
今回は、野菜の代表格!玉ねぎの栽培についての記録です。
100均の黒マルチシートをフル活用して栽培に挑戦した早生品種の玉ねぎ「こはく2号」がついに収穫を迎えました。
簡単な基本情報から栽培方法までを紹介します。
これまでに栽培した野菜の栽培記録はこちら。
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玉ねぎの基本情報
ヒガンバナ科ネギ属の野菜です。
玉ねぎにはとても多くの品種がありますが、獲れる時期によって極早生、早生、中生、晩生と分かれています。
収穫が早い品種だと、収穫後に余裕を持って夏野菜の準備ができるというメリットがあります。収穫が遅い品種は、長期保存に向いているので大量に作って自家消費できるメリットがあります。
栽培記録
品種
栽培したのは、早生品種の「こはく2号」です。
11月に入ってから苗を購入したのですが、ホームセンターで100束300円という格安(定価の半額程度)で販売されていました。
土づくり・肥料
さつまいもを収穫した畝を使って玉ねぎを栽培しました。
牛糞、苦土石灰、化成肥料を撒いて、耕しました。
今のところ土づくりには特にこだわっておらず、いつもこの組み合わせで土づくりしています。
畝を立ててからは、雑草対策や冬の寒さ対策のため、黒マルチシートを張りました。
この黒マルチシート、100均で購入できるので、とてもリーズナブルで愛用しています。
苗の植付け
100均の黒マルチシートの穴に沿って3列、株間10~15cm間隔で植付けを行いました。
玉ねぎは浅植えが基本です。
白い部分が少し見えるくらいに植えるのですが、ほとんど埋まっていない気がして不安になりました。ですが、きちんと根を張ってくれるので飛んでいく心配はありません。
反対に、深く植えすぎると育たなくなります。
追肥
植付けを行ってから約1か月後と、苗や玉が大きくなる準備を行う2月下旬の2回、追肥を行いました。
マルチ栽培なので、一穴ずつ化成肥料を撒きます。
水やり
玉ねぎは乾燥に弱いのと、3月から4月の収穫にかけてはこまめに水やりを行うのが良いようですが、手間をかけずに栽培したかったので、ほとんど自然任せにしました。
病害虫
べと病、苗立枯病、さび病、萎縮病、乾燥病などいろいろな病気が発生する可能性もありますが、特に病気にかかることなく育ってくれたと思います。
害虫については、収穫時期にアブラムシがたくさん実についていたことがあったのですが、その1週間後に行った時はすっかりいなくなっていました。
アブラムシ被害に遭う可能性もあるので、注意が必要そうです。
収穫
葉の根元が倒れてきたら収穫のサインです。
下の写真の場合、真ん中の二つは根元が折れているので収穫してもオッケーな玉ねぎです。左の玉ねぎはまだ根元が倒伏しておらず、まだ収穫せず待ちます。
ちなみに真ん中上の玉ねぎがむき出しになっているのは、収穫するために土を取り除いたためです。
一度にたくさん収穫しても食べきれないので、収穫のサインが出た玉ねぎから順次収穫しました。
半年かけて育ててきたので、収穫できた瞬間の喜びはたまりません!
苗の購入時、収穫の目安は4月下旬とのことでしたが、立派に育った玉ねぎは4月上旬から根元が倒れてきました。
早生品種でも2~3か月は保存が可能なので、一気に収穫しても大丈夫ですが、新玉ねぎとしてみずみずしいサラダで食べることができるので、できるだけ獲れたてで食べるのがおすすめです。
まとめ:初心者でも育てやすくておすすめ!
それほど手間をかけずに栽培できたのでとても育てやすかったです。
ただ、苗の数が多いので、植付けが大変でした。
また、追肥も黒マルチの穴に一つずつ化成肥料を撒いていったので大変でした。
ただ、難しい作業はないので、初心者の私でも苦労することなく栽培することができました。
育てやすく、長期保管もできる。しかも日々の料理に重宝する玉ねぎはとてもおすすめです。
初心者でもチャレンジしやすいので、ぜひともお試しあれ!
これまでに栽培した野菜の栽培記録はこちら。