オンライン講義はスマホでとか言ってる学生に向けて小生が「自己責任ですね」と言いたい理由。
意外と思われるかもしれないが、こればっかりはマジでそう言いたいです。
1980年代の半ば、小生は理学部地学科地質学・鉱物学専修に進学した。
当時の学費は半年で10万8千円。
同じ理学部でも物理学科や化学科ならそれだけでいいが、我々は学費とは別にフィールド費用の自己負担が必要だった。「聞いてないよ」感は半端なかったが、フィールド(旅行)大好きなセミヲタ(大多数の進学者?)であれば気にしなかったということなのか。
小生は学業の傍ら理学部学生自治会委員長(当時はYYGシンパ)としてこの問題に取り組んだが、35年後の今日なおこの問題は未解決のままだと思う。院生だって同じ問題を抱えている。
教える立場になり、経費が使えるようになってからは、むしろフィールドヲタと化したような都合のいい小生ではあるが、(地質学なら)100万ともいわれる自己負担にくらべれば、外国製のノートパソコン買うくらいは朝飯前のはず、と言いたい。私学にだって地形学とかやってる学生は少なくないはず。
そう書いていたら、放送大学式(PDF配布+音声)でと思っていたが、ガチで無慈悲に(動画入り)パワポ使って講義する気になってきた。(鬼だわ)