二〇一九年弥生十九日
【不調】血縁ストレッサー
なかなかいねえだろうなー……とほぼ諦めてたんだが。
単純計算で、確率的に『日本中で40人程度もいれば御の字』くらいの存在に、突然遭遇して思わずワロタ。
いや、笑うのは失礼だ。判っている。判っているとも。
だが、人間はありえない場面に遭遇すると笑うのだ。
ハケーン。
『双極性障害+下垂体前葉機能低下症』の人。
ここにアスペルガーを条件追加したら、この確率はどこまで下がるのか。
ハードル高いだろーな。
気合が出れば、勇気振り絞って連絡してみたい。
「俺そうだよ!」という人がいたらご連絡下さい。相憐れみましょう(真顔
ちょっと事情あって、昨年から母の存在が苦痛。苦痛とまで言わずとも、かなり辛い。
落ちたりイラついたり、とにかくもう参る。
90にもなりなんという高齢で、掃除したり飯作ったり、ありがたいことに現状ではそれなりに元気。去年は骨折で潰れてたが。
老人は待ったや我慢がきかない生き物、軽いうつだった俺に精神的負担が爆弾のように飛んできて、俺精神力大暴落。
俺は大学病院に3か月半、親はショートステイに4か月半住んだ。
1か月のズレは、俺の主治医+ソーシャルワーカー+親のケアマネージャーの総意で
「退院して1か月、羽を伸ばしましょう」
と言われたからだ。
これはマジでありがたかった。退院して1か月ストレスなしって、マジですげえ助かった。
が……同居に戻ると、ちょっと辛い。
四六時中じゃない。周囲の言いつけを守って、最小限しか接触しない。が、それでも顔を合わせた時にイラッとしたり、書斎に近寄ってほしくねえのに近づいてきたりで、ヘタするとキレそうになる。
悪い親、って訳でもない。善良な老人ではある。
無自覚にエゴイストなだけで。
「先生、俺ねえ、"躁うつの自殺率すげー高いんだぜ" て言ったことあんの。したらウチの老人、なんつったと思う?」
「そんなこと言ったら心配するじゃない」
「この年であんたに先に死なれたら、わたしはどうやって生きていったら良いの?つって、さめざめ泣いた」
「……それはちょっと、ないよね……」
世間一般的常識的正解(是非はともかく)は
「何言ってるの、自殺なんて考えちゃダメ!」
です。
自分の心配じゃありません。
そんな親なので、俺がストレッサー呼ばわりしても責めないで下さい。
「どんな親でも親は大切にするのが子供の責任だ!!」と本気で思っておいでの方は、ちょっと見聞を広げた方が良いです。
世の中には
「こいつから生まれた俺を呪いたい」
ってくらいのクズ親なんぞいくらでもおる。ウチの親は程度が軽いだけで、精神的に勘弁してほしい人種には違いがないのだ。
「貴方は出来るだけストレスを避けて、楽に生きていって下さい」
病院の担当医に何度も言われた。
俺も、生真面目に動きかねない自分に対するいましめ?として、あちこちに何度も書いてる。
30年近く気づかないままで治療開始が致命的に遅かった躁うつ。56才までまったく気づかれずに無処置だったアスペルガー。
あまりにもストレスが多すぎた、ぶっちゃけ『超ハードモード人生』を続けてきてもーた俺に、医者は「もう十分だから楽に生きようね」と。
アレに似てるな、あの「お父さん今日まで本当にお疲れ様でした。これからは自由に生きてね」って、定年のお祝いの言葉的なもの。
そう。俺のハードモードは定年なのだ。
だからね、いろんな意味で、もうストレスは背負いたくねえのよ。
皆無になんかなるわきゃねえが、少しでも少なく。
ので、
ちょっと逃げるね。うん。外出する。
飲みに行く訳じゃないぞ、そんな金ねーよw
ファミレスで本読むのも疲れるし……何か考えるよ。
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