【旅行記】ソリオ de 車中泊 in 九州 (宮崎&鹿児島)
この記事では、初の車中泊の感想を綴ります。
なお、以前書いた「旅路」の続きにあたります。これ。
コンパクトクラスのレンタカー
さて、いろいろあって、宮崎でレンタカーを借りることにしました。「レンタカーを借りる」って重言みをかんじます。
今回は、楽天レンタカーでクーポンを発行していたので、ナイス～と思い、レンタルする前日に予約しました。もっと早くやっとけよって話です。
それでも、コンパクトカークラスでなんと3泊4日で10000円程。やっっっす！
しかも、免責補償とNOC等の支払い免除付き！！！この辺の保険補償は完璧にしておきたいタイプなので。備えあれば憂いなし。
ちなみに選ばれたのは、Jネットレンタカーさんでした。
というか、いろいろ調べたんですけど、軽自動車とコンパクトカー比べても、値段の差があまりないんですね。驚きでした。
たしかに、「燃費」を考えると、トータルで軽自動車が結構安くなるかもしれません。が、安全性や快適性を考えれば、そのくらいの差は気にならないくらいじゃないでしょうか。
ただ、車中泊をするとなると、意外と軽自動車のほうがやりやすかったりするそうです。確かに座席がフルフラットになる車種の割合が高そうでした。
コンパクトカーは（も）、車種によって車中泊のしやすさが変わってくるので、正直そこは運ですね。というか人生は運だけですね（適当）。
というわけで、山道も多そうだし距離もまあまあ走る予定というのもあり、「コンパクトカー」クラスのレンタルに決めました。前日に。
相棒は、 「スズキ ソリオ」
はい、大当たり。
お安いプランだったので、車はランダムだったんですよ。運ゲー。そこでソリオを引く強さ。やったぜ。
なぜならば、この車は座席をフラットにするのが容易だからです。しかも、室内が広いんです。もう車中泊しろって言っているようなもんです。
燃費燃費燃費といっていましたが、どうやら「マイルドハイブリッド」搭載モデルでした。ラッキー過ぎませんか。
今回の総距離、450kmで平均燃費は17.7km/Lを記録しました。普段乗っている車が12km/Lくらいなのですげーてなりました。けど、もっと走りそうな感じですよね？山道行き過ぎた説。
安全技術もたくさんついていたようです。安全運転過ぎて、車線逸脱警報機能しかわかりませんでした。やるやん。
カーナビとバックモニター、ばっちりついていました。ケンウッドの文字があったので、社外品後付けのようでした。
グローブボックスからコードが伸びていて、スマホをつなぐことができたので、充電や音楽も完璧でした。ドライブには音楽が大事すぎる。
あと、車のパワー問題ですけれど、山道なんか走ると、モアパワーって感じはしました。ジェレミーかな？まあ、コンパクトカーなのでそこは、ね。
Let's 車中泊
今回が初めての車中泊だったので、いかに快適に過ごすかを考えました。できるだけ安くね。
必要なもの
・目隠しできるもの
車の中で寝るので、外からの視線が気になりますよね。ドMな方は必要ないので飛ばしてください。
運転中は、外が見えやすければ見えやすいほどいいですが、車中泊には不利になっちゃいますね。
そこで僕が思いついたのは、みんな大好き100円ショップのとある商品です。
「ミニバイクカバー」（＋テープ）です。
サンシェードとは違い、袋状になっているので、破いて使えば相当な範囲をカバーできます。一枚でも反対側の様子はわからなくなります、光はまあまあ貫通してきますが。
ちなみに本来の使い方は向いてない気がするくらい、ぺらっぺらです。
・クッション
どんなにフラットにできるといっても完璧ではないです。そんなときに役立つのが、クッション（のようなもの）。
代用品としては、下着を袋に入れたものなどでいいと思います。
まあ、車中泊ガチ勢は「マットレス」を使うようですね。それができるなら、最初からやってますー。高そうだし、旅行先のレンタカー車中泊なので無理でしょ！
・寝袋
エアコンつけっぱというわけにはいかないので、あったほうがいいです。ないと寒いです。
あと、雰囲気作れます。
ちなみに僕が使っているのは、モンベルのダウンハガー650 #5 というやつです。結構高かった。
・枕
変わると寝られなくなるタイプ。
・あんまり思いつかなかった
目覚まし、ランタン、ハンガーとかあれば快適だと思いますよ。ただ、ほんとに必要って感じたのは、上の4つくらいでしょうか。
寝どころセッティング
ソリオの場合、2パターンのフルフラットがあるようです。公式サイトをみると分かります。
・パターン1
こんな感じで、車長を生かせた感じになります。ただ、助手席の倒し方が分からず、パターン2で寝ることにしました。
公式サイトに動画があったので、見ればよかったです、とても簡単そうでしたよ。ただ、ドリンクホルダーが邪魔かも。
・パターン2
今回はこちらのパターンを採用しました。なお公式でフルフラットシートと記載があるのはこちらのパターンです。
後部座席のちょうど座るところを頭にしましたが、傾斜があったのでクッション（代わりのもの）で埋めました。そしてその上に枕です。
目隠しセッティング
この作業が一番ムズかったです。何回も練り直しした結果、「ドアに挟む戦法」がベストでした。
これは、ドアを閉める前に「目隠し」をほんの少し外に出しておいて、挟んでしまう戦法です。
超単純ですが、最強。100均のカバーがペラいからできたこと。
後部は下の写真のように、矢印のところで挟んでいます。
前方は、矢印のところでサンバイザーに挟み込んでいます。
側方では、アシストグリップに挟むのもいいかもしれません。
道の駅の紹介
車中泊できる場所というのはそう多くないですよね。いろいろ規制がされていることが多いです。
そんななか僕たちを救ってくれるのが、「道の駅」です。適度な明かりがあったほうが便利ですし、他の車中泊勢がいらっしゃることが多いのでちょっと安心。
トイレがあるところを探しましょうね。また、車中泊禁止の場合もあるので、よく調べてから行きましょう。
今回は3か所の道の駅を利用しました。
・道の駅 くにの松原おおさき
鹿児島の曽於郡大崎町にある道の駅です。温泉や宿泊施設まで併設されているすごいところです。
トイレあり、
他の車中泊勢あり。
・道の駅 いぶすき
鹿児島県指宿市。とても景色がよかったです。ただ、幹線道路沿いなことと、鉄道が近くを走っているので、少し騒がしいかもしれません。
トイレあり、
他の車中泊勢あり。
・道の駅 すえよし
鹿児島県曽於市の山中。近くにセブンイレブンがあり、便利。
トイレあり、
他の車中泊勢あり。
車中泊ってどうなん
3泊してみましたが、車中泊楽しいやん！ってなりました。はまっちゃいそう。めちゃ寝やすいというわけではありませんが、わくわく感が半端ないのです。そこかいって感じ。
電源あるし、道の駅があればトイレも行けるし、ネカフェいらずですね。
ただし、雨が降ると、結構うるさくなるということが判明しました。
あと，3月だったので，クソ寒かったです。
死ぬかと思うくらいだったので，これでもかってくらいの防寒をしたほうが良いです。マジで。
