だから、夫の研究でスウェーデンに留学すると決まった時は、読影しなくていい理由が見つかった!!とホッとした。
実際スウェーデンでは、
読影をしていないという罪悪感がなく、のびのびとできた。
でも徐々に、帰国したら、復帰しなくては…
もう逃げられない…
と思うように。
そうこうしているうちに、
乳がんの診断…
めちゃくちゃショックだったけど、
一方で、読影しなくていい!という安堵感も…
どんだけ
ここまで、読影したくないなら、放射線科をやめればいいのでは?と思うかもしれないが、
医局をやめるというのは、かなり大変なこと…
厳しい教授の場合、「もう二度とこの辺りで医者ができると思うなよ」と言われた人もいるらしい
そこまで酷いことを言われることは少ないかもしれないが、よっぽどの理由(親が病気になり実家を継がないといけない等)がないとなかなかやめられない。
いざやめるとなると、教授に挨拶に行ったり、お別れ会でスピーチしたり、お礼の品々を配ったり…
やめるまでには、色々なハードルが
だから、闘病中も、闘病後も、
医局に席を置いたまま、なかなかやめることはできなかった。
続く…