【コンテンツマーケティング①】コカコーラとLTV
こんにちは、ペンギン男です🐧
「〜〜マーケティング」という言葉は便利だし、よく耳にします。しかし、言葉としては新しくても、内容には目新しい発見は無かったり、逆に「マーケティング」という言葉を意図的に使うことで、いわば、SEO的効果を狙っているのでは?!というケースも散見されました。とかく、
は、新しい造語の多い業界なので、興味もつことは大切ですが、同時に注意も必要です💦
今回は以下の書籍↓に目を通しています。有益な勉強になれば、と期待😊ちなみに、マーケティング界の雄、コカコーラさんも参戦。
いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り 「いちばんやさしい教本」シリーズ
- 作者: 宗像淳,亀山將
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/10/23
- メディア: Kindle版
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出典はアマゾンさん。
【目次】
(ページネーションはkindleでの表記に従います)
ネットマーケティングの位置づけをおさらい
テレビ広告や新聞広告など強力なマスメディア経由の広告との競合を強いられる中、ネットマーケティングは、双方向性・同時性・パーソナライズなどの切り口で独自性を発揮してきたイメージあります。
ネットマーケティングの指標推移
テレビ広告が視聴率しか手頃な指標ももたない中、ネットマーケティングは、具体的にイメージ可能な指標を提起してきた経緯あります。
No.132を編集
【主な指標の推移】CPC→CPA→LTV
LTVの重視
ワンクリックあたりの単価(CPC)に始まって、顧客獲得単価(CPA)移行し、現在では顧客生涯価値(LTV=Life Time Value)に移行しているとか。クリック単価や顧客単価という比較的ミクロな視点から、一挙に顧客「生涯」価値というマクロな視点までジャンプしたことは、突然なイメージを与えると思います。しかし、マーケティング業界自体が、短期の広告大量投下の時代を長く続けました。そのどんぶり勘定を反省して、LTVというコンセプトを導入した経緯あります。とにかく、短期でなく、長期で評価したいという流れは実在しました。もちろん、ネットの特性も生かし、短期戦にも強みはあろうかと思います。
今度はネットマーケティングの施策の推移
No.132を編集
- SEO/リターゲティング広告↓
- ランディングページの改善↓
- 顧客育成・クラスセル・アップセル
なんとはなく、指標の推移とオーバーラップしてますね。しかも、それぞれの施策が独立しているというよりは、時期を経る毎に、それぞれの施策が追加されてきたイメージです。
こうした流れは、狩猟型から農耕型へ移行したという風にも表現されています。要は、コンテンツマーケティングは、今後のネットマーケティング業界における「次の一手」(No.145)として期待されているようです。短期戦でも決して楽ではありませんが、最初から長期戦で狙っていくのは、大変そう💦
では、コンテンツマーケティングとは、改めて何か
No.162を編集
- 価値のあるコンテンツを作ること
- 顧客を育てること
- ファン化すること
だとか。商品の効能だけで訴求するのではなく、それにストーリーも付加することを狙っていますね。商品を一時的にただ消費するのではなく、顧客が自分の生活と重ね合わせて商品をとらえるような形を理想としているようです。大胆💦実際「コンテンツマーケティングは恋愛に似ている」(No.170)のだとか。大手の広告代理店の人が言いそうな流れになってきました💦
実例があると、分かりやすいかも
No.176
米国では9割の企業がコンテンツマーケティングを実施しているという調査結果もあり、コカ・コーラやP&Gという影響力の強い企業がコンテンツマーケティングに取り組み話題を集めています。特に、コカ・コーラは「Content2020」という動画を作り、社を挙げてコンテンツマーケティングに取り組むことを明言
コカ・コーラとP&Gはいつまでもマーケティング業界のトップに居続けるようですね。
ちなみに、このcontent2020をざっくり見てみました。
男性の優しいナレーションで、お絵かきとともに動画は進んでいきます。今までのような「creative excellence」のようなコントロール出来ないものに依存するのではなく(要はマス広告のこと?)、顧客との対話を通した、顧客の生活に根付いたストーリーのようなものを大事にしたいとか。この説明を見ると、コンテンツマーケティングは決して派手なものではなく、地に足のついた活動という印象を強くしますね。
現時点のコンテンツマーケティングのイメージ
ネットを主戦場として実施する、ある種、昔ながらの、丁寧な「営業」活動のようです。もちろん、ネットを両方している分、足を使う営業よりは、ずっと洗練されているアプローチだとは思います。
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