65才になると、介護保険料が急に高くなります
- 2020.08.07
- 元公務員のシニアライフ
- 介護保険
介護保険料を試算してみました。
私は64才であと1年もすると年金がフルにもらえるようになります。
最近、65才になったらどうしようかと考えるようになりました。
今の職場は、65才まで雇ってくれる契約です。
65才以降も勤務日数(週3日?)を減らして今の給料の半分ぐらいで雇ってくれないかなと思ってます。
介護保険料について
まもなく団塊の世代が後期高齢者になることもあって、介護保険が大変のようです。
現在は会社で健康保険料とともに介護保険料が給料から引かれていて、8.52/1000の率で年間5万円ほどになります。
65才以降も会社で保険料を同様の率で控除するのかと思っていたら違います。
年金から介護保険料が引かれます。
65才からは、妻、夫2人分の介護保険料を納めなければなりません。
介護保険料の試算
札幌市の例で試算してみました。
<case1> 65才で退職
・妻 年金70万円(年額) 120万円以下なので 所得0
・私(夫) 年金175万円(年額) 所得175-120=55万円
札幌市の介護保険料は1~13段階(20,783円~159,333円)あります。
https://www.city.sapporo.jp/kaigo/index.html
・妻 第4段階(前年の合計所得金額が、35万円以下で市民税非課税) 62,348円
・夫 第6段階(本人が市民税課税で、前年の合計所得金額が125万円未満)79,667円
<case2> 65才以降 年収300万円で働いた場合
・妻 年金70万円(年額) 所得 0
・夫 年金175万円 所得55万円、給与300万円 所得300×0.8-54=186万円 所得計 241万円
・妻 第4段階 62,348円
・夫 第8段階(本人市民税課税、前年の所得金額が200万円以上350万円未満) 103,913円
まとめ
現在の介護保険料は年額で5万1千円ですが、65才からは、完全退職で14万2千円、勤務継続で16万6千円にもなります。
介護保険料は、収入に応じて高くなっていくので、繰り下げをして年金を増やすのもよく考えたほうがいいかなと思ってます。
介護保険料や介護サービスの負担を少なくする方法として、社会人の子供と同居している場合は、世帯を分けるという方法があるようです。これは、また別な機会に調べてみます。
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