なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

うつりかわるから、今。

二十四節気小満(しょうまん)。小満は、いろいろなものの成長する気が しだいに長じて天地に満ち始める季節です。たしかに、もくもくと緑が勢いを増してます。

今朝は目が覚めたら、窓から煌々と輝くきれいなお月様が見えていて「あれ~、まだ夜中~?」と寝ぼけながらも 時計を見ると4:30。もう明け方ですや~ん(この季節の関西での日の出は4:50ごろ)。どうしようかなぁと思いながらも、布団をでて、しっかり空を仰ぎ見ると、ものすごくきれいな朝焼けになりそうな空模様。大急ぎで軽JOGへ出発しました。

朝焼けとか夕焼けって、雲がまったくないと綺麗に焼けないんですよね。太陽が地平線にかかったときの、自分のいる場所から見える雲の具合で、見事さが変わってくる。だから天気予報も参考にはしているけれど、やっぱり自分の目でその日に確かめないとわからない。今日は、きれいなお月様からの日の出。雲のかかり具合も程よくて、すごくきれいな朝焼けでした。

刻々と変わる空模様を眺めて、いつも満喫しているんですけど、ほんとうに5分違うと空の色もどんどんと違ってくるんですよね。ずっと見ているとその変化はわからなくて、河面とか岸辺とか、ちょっと目をほかのことにもっていっていると、空が"あらら"と思うぐらい違ってきている。でも、その変わり具合というか、その時々をずっと覚えて比較できるかというと、それは無理で。

「さっき」と「今」の違い。そして、すぐまた色合いが変わっていく。記憶はどんどんと押し流されていって、「きれいだなぁ」という気持ちだけが残る。ものすごくきれいなので覚えておきたいんだけど、つぎつぎと変わる空模様は覚えておれるものでもなくて。だから、もう、「今、きれい」だけを楽しむ。だから毎日見ても飽きないんでしょうねぇ。


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