ここまで何も評価できないし、評価したくない試合はいつぶりだろうか？
まずはセットプレーの守備。これは僕個人の考えになるが、セットプレーで前線に1枚あるいは2枚残さないのはどうも納得できない。
全員が守備に戻っても、結局は自分の役割がわかっていないような、いわゆる余る選手は必ずいると思ってて、そうなるくらいならカウンター要因やセカンドボール回収要因を置いとけばいいのにと思うことは多々ある。これは片野坂体制に限らず過去に関しても思っていた。
片野坂体制では幸いにもセットプレーで失点することはほとんどなかったのでしっかり全員が役割持っているんだなとむしろ関心していたのだが、今日の試合を見ていると、単に相手のクオリティに助けられていただけだなと感じた。西澤のキックが素晴らしいのもあるが、誰にマークをつくわけでもなく、ゾーン管理もできていない。
セットプレーの守備ができていないということは練習から対策やれてないということであり、そりゃどんなにキッカーが優秀でもセットプレーから得点なんざ無理だわな。
セットプレー以外についても、もはやピッチに立っていることが可哀そうに思えるくらい疲れが前面に見えていた。雷雨での中断があり身体が思うように動かないと思っているが、そもそも今日のプランがどうなっていたのか全く見えなかった。清水に主導権を握られた前半で、おそらく後半に修正してくるかなと思っていたが結局そういうわけでもなく、中断後含めても清水に振り回されまくった90分間だった。
結果的に2得点奪えたけど、あれは清水の対応がお粗末だっただけ。あれ逆の立場だったら、監督が「ダメです！」とカミナリ落とすレベルでしょ。
この試合を評価したくないと言ったのはそういった背景もある。知念の初ゴールはおめでとうと言いたいけど、素直に言えるのは次節以降にしておきたい。
今季は降格無しだから、なんとか延期にならず消化できてよかったねで片付けられるけど、これが例年通りのレギュレーションであれば間違いなくブーイングしていただろうね。まあ例年であればこんな過密日程にはなってないから、お互いもっとクオリティの高い試合にはなってたと思うけど。
唯一よかったのは、コロナ関係なく今日IAIスタジアムに行かなくて正解だったということ。僕の住んでいる地域でも朝から大雨が降ったり止んだりの繰り返しで、外には一歩も出なかったがチケットを持っていれば無理してでも向かったであろう。
ただ行く時点で電車も止まっていたらしく、無事着いたとしても試合後も運転見合わせという状態だったので、間違いなく翌日に影響が出ることになってしまったかな。試合内容でメンタルがボロボロになるのは観戦のつきものではあるが、天災によるストレスはできるだけ避けたい。
次の鹿島戦まで、体力的にもメンタル的にもリフレッシュして臨んでもらいたい。きっと僕らもその頃までには敗戦のショックを払拭しているであろう。
鹿島戦から続く連戦。ルヴァンカップが間に入るけど、選手層的に全員入れ替えは難しいかもしれないので、まだまだ選手にとって苦しい戦いは続くが乗り越えていこう。
じゃこの辺で
