スマホでロールプレイング ノスタルジック:平成を突っ走ったFF・ドラクエ。令和に伝えたいスクエアエニックスのドラマティックストーリー。
1980年代~現代まで、進化を止めることのないファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト。それらのシリーズは、スマホ版への移植も進み、あの頃の感動を、通勤電車、仕事や作業の合間の休憩、家族が眠った後の寂しいはずのリビング・寝室で・・・密かに楽しむ大人の冒険の始まりです。
1.FFシリーズ:ファイナルファンタジーの世界観に改めて酔いしれる。
数あるロールプレイングゲームの中でも、ストーリー展開とサウンドの絶妙なマッチングによって涙が止まらないことも数知れず。代表的なアプリ版を紹介します。
1)FF Ⅲ
サウンドが最高の「クリスタルタワー」。ゲームも終盤の一大イベントですが、そのサウンドによって生み出される高揚感によって、どうしてもゲームを止めたくなかったあの時の思い出。初期FC版ではフィールド以外ではセーブ不可だったこともあり、「一旦タワーに入ると出るまで止めれなかった・・・」とも言えるのですが。アプリ版は、「一時停止」が導入されているので、停止が自由で、合間隙間でのプレイが楽しみやすいです。実質的にドラゴンが落とすのを待つしかないオニオンシリーズの武器・防具も、FC版ではクリスタルタワーしか入手が困難でしたが、「鉄巨人編」のあるアプリ版では、とりあえず入手せずにクリアして、鉄巨人の部屋で入手チャレンジできるので4人分を揃えやすい。
2)FF Ⅳ
全てを背負い込むセシル。鍛え上げたはずの暗黒剣への疑問は、自身の成長によって払拭する。光を得た剣は、世界を未来に導くための明りを灯す。最高のサウンドは、「赤い翼」。
3)FF Ⅴ
その聖剣は、エクスカリバーかエクスカリパーか。ギルガメッシュからバッツに贈るメッセージに涙が止まらない!名曲「ビッグブリッジの死闘」と共に、あの感動が令和の時代に蘇る!
2.ドラクエ(DQ)シリーズ:ドラゴンクエストの冒険は、最高の一体感によって繰り広げられる。
ロールプレイングゲームのブレイクファクターと言っても過言ではないでしょう。冒険の世界観とぴったりのオーケストラサウンドは、誰もが自分の名前を勇者に命名したのでは?FC版では4文字しか入れられないにも関わらず、濁点は一文字として扱うので、変な名前になってしまった人もいたと思いますがアプリ版では改善されています。
1)ドラクエ Ⅳ
迷う所ですが、ドラクエシリーズは、まずは「Ⅳ」を。今思えば、「AI:人工知能」なる最先端の技術を取り入れていました。ただ、FC版のAIは「いのちだいじに:命大事に」を選択すると、クリフトがザラキを唱えまくるという不思議なことが起こりまくりましたが、アプリ版ではこのAIが随分パワーアップ。元々、ストーリーがドラクエ史上No.1の呼び声高い所に、操作性の向上は、令和に再び大きな感動を呼び起こします。ベストサウンドは「ジプシーの旅」&「ジプシーダンス」。フィールドも戦闘もマーニャ&ミネアに酔いしれたものです。
2)ドラクエ Ⅴ
あれ?勇者がいない?・・・から始まる親子3代に受け継がれるストーリー。FC版と大きく違う点は、お嫁さん候補が3人になっていること。モンスターを味方にするシステムから、息子の愚かさへの腹立たしさを残しつつ、操作性が向上されているのがアプリ版。
3)ドラクエ Ⅵ
まさかこんな展開に!?と誰もが引き込まれることでしょう。FC版と違い、天空シリーズの答えのようなものもクリア後に見せてくれるので、ⅥをクリアしたらⅣ,Ⅴがやりたくなるでしょうし、Ⅳ,Ⅴをクリアしたら、必ずアプリ版のⅥもプレイして欲しいです。
4)ドラクエ Ⅰ
正直ロトシリーズは、Ⅰからやり直すかⅢからやり直すか迷う所。お勧めは、Ⅰ,Ⅱ,Ⅲの順で記憶の詳細が残っている間に一気に全部クリアすること。FC版の時代の頃はシリーズが新しくなる毎にシステム、操作性の進化も大きかったので、Ⅰをやり直すのはどこか億劫でしたが、アプリ版であれば苦痛なくⅠの世界の再確認が出来ます。
5)ドラクエ Ⅱ
「ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺぺ・・」でスタートからLv.48・・そんなずるいことはできないです・・が、同時に復活の呪文のメモが間違えているせいで、「じゅもんが間違っています。」でやりなおし・・・、もありません。今ならもう一度、ドラクエⅡの世界感にゆっくり浸れる。そんなことはありませんか?仲間が増える度に変わるフィールドサウンドも最高でした。ベストサウンドは「果てしなき世界」「遥かなる旅路」。お勧めです。