まず始めに
体外受精は『 手術 』です。

これを知らない方が大変多い。


日本生殖医学会のホームページにて
『 採卵手術 』と記載があります。

日本生殖医学会HP


=子宮と卵巣に穴を開ける=

これを覚えておいてください!


採卵の数だけ
子宮と卵巣に穴を開けます。

今後の自然排卵や
妊娠の際にあたえる影響を。

これらのリスクを上回る効果が
期待できなければなりません。


【 日本産婦人科学会の見解 】

「体外受精ならびに胚移植は
これ以外の治療によって

妊娠の可能性がないか
極めて低いと判断される者

被実施者またはその出生児に
有益であると
判断されるものを対象とする」

と書かれています。

日本産婦人科学会HP

 
※日本産婦人科学会は
西洋医学の学会なので

東洋医学の治療を試しておりません。
その上での見解です。
 
 
【 不妊症とは 】
不妊症の原因 は
機能障害と器質障害の
大きく2つあります。
 
◇機能障害:正常な働きができない
(例)ホルモン分泌ができない
 
◇器質障害:正常な構造をしていない
(例)生まれつき卵管が閉塞している
 
 
【 体外受精が必要な人 】
生まれつきや病気により
器質障害が原因で妊娠できない人です。
 
[ 卵管の異常 ]
●卵管閉塞
●卵管摘出
●卵管周囲癒着
 
[ 卵巣の異常 ]
●卵巣腫瘍
●卵巣癌
 
[ 子宮の異常 ]
●子宮内膜症
●子宮筋腫
●子宮内膜ポリープ
●子宮奇形
 
[ 男性の異常 ]
●乏精子症
●精巣静脈瘤

この場合
体外受精(手術)が適応となります。


【 体外受精が必要ない人
機能障害の不妊症に
体外受精の必要はありません。

西洋医学が
機能障害を改善できないだけです。

だから、体外受精をやりたがる。

また問題なのが

各種検査を行い正常範囲内である
にも関わらず

原因不明だからと
安易に体外受精を行う

病院がとても増えました。

『病院に体外受精を強くすすめられた』と
 話す患者さんが多くおります。

●病院は、35歳以上の患者さんには
体外受精を即座にすすめるそうです。

●タイミングや人工授精で妊娠しない場合
病院は、原因不明と解釈して
体外受精をすすめます。

●卵子の老化について言われたり
卵子の若返りサプリをすすめる病院も。

 
【 手術の成功率 】
手術であれば
成功率が気になります。

妊娠率は30%と謳う
病院もありますが

実際、出産率は8%です。

もしかしたら
『今回は、上手くいくかも』
はありえません。

成功する根拠がありますか?

1%でも確率を上げるために
当院の患者さんは
日々努力を重ねます。

1%+1%+1%+1%・・・
の積み重ねです。

気候が不安定で
体調不良な
みなさんに喝を!

参考
体外受精の着床前検査「異常7割」
着床前検査を考える!

 
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