「虫が来ないところまで上がればいい」と言われてハッとした【悩める駐妻】

2020年7月15日水曜日

メンタル安定 駐妻のもやもや

t f B! P L

あの頃私は疲れ果てていました。
少しずつ心が削られて、なんだかなぁと浮かない日々をなんとなく生き
人に会いたくない、外に出たくない、
望むことと言えば激務の夫とゆっくり過ごしたい、そればかりでした。

連絡を受け、会った

ある日突然、知り合いから連絡がきた。

その人は趣味繋がりの人で、共通の知り合いは現地の趣味友達だけ。
何のしがらみもない人に会いたかったのかもしれないし、
心を丸裸にするような不思議な人だったから、見透かされたかったのかもしれない・・・

「誰にも会いたくない」「人に会うのが面倒」完全に病んでいたにも関わらず
なぜか「今この人と会わないと本当に自分がダメになってしまう」
という思いに駆られ、少し無理をして会うことにした。

すがすがしい程さわやか、ブレない軸を感じた

彼女はさわやかな笑顔を向けてコッチコッチと呼ぶ、
ただそれだけで眩しくて・・・・
自分の闇が強調されてしまうような、なんとも言えない居心地の悪さを感じてしまった。

彼女のすごさは、居心地の悪さを一瞬で心地よさに変えてしまうところで
すぐに「会いたかった」「お茶したいなって思ってすぐ連絡しちゃった」
と言われ、この人は大丈夫と、肩の力がすーっと抜けてった。

この人はブレない。
ちょうどその頃SNSゴシップに嫌気がさしていた私は
人の悪いところに目をやるくらいなら、いいところを見て学びたい
色々な人に会って様々な考え方に触れたい
そんなブレない彼女の話を聞いて、少しずつ心が軽くなっていった。

最近どう?どんなことしてるの?これからどんなことしたいの?
目をキラキラさせて聞いてくる彼女を見てると
どうしてこんな風にポジティブに捉えられるんだろう?
と思うと同時に、自分の視野が狭まっていることに気づかされた。

悩みを打ち明けて言われた心に刺さる一言

彼女の話を聞いてると、
ありのままを受け入れられて育ってきたんだな、と言葉の節々から伝わってくる。
自分にはない生い立ち(育ち方)をしてることが、時々羨ましくなる。。。
そして、彼女自身、私からの眼差しに気づいているからこそ
私目線で、けど少しピリッとしたアドバイスをくれる。

Instagramのゴシップ話を聞くのが辛い
自分もどこかで言われているかもしれない
誰かに対する文句で場がまとまる空気が怖い
探り合うあの空気が怖い
自由に発言できる環境で生きたい
この後もこれが続くと思うと憂鬱
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不安と不満と怖さに囲まれていた私に

彼女は「今いるところ、30階だよね?」と言った。

「30階には虫がのぼってこれないんだよ。だからこの部屋にしたんだけど」

「30階に住むために頑張ったよ」

「虫が来ない場所にいけばいい。うるさい虫が来ないところまで上ればいいよ。」


環境から抜ける方法を見つけることもせず
ただただ嘆くだけの自分に気づいた瞬間だった。

その後の変化

自分で心地のいい世界を作らないと
誰も作ってくれない

この気づきに突き動かされただけで
特別なことをした覚えはないんだけど
自分の生活、人間関係に大きな変化がおきた。

「自分は奥さんというカテゴリーだから・・・」
という考え方をやめたら、気の合う友達ができた。
国籍や職業、正直どうでもいいよね。

趣味の友達からの誘いには足を運ぶようにした。

日英のMeetup以外にも、タイ語meetup、現地語meetup
面白そう!と思うものには積極的に参加した。

自分のメンタルや体力を考えながら
「遊びましょう!」「お茶しましょう」のお誘いがあれば行った。
話が合わなければ自然と誘われなくなるし。


正直、完全に成長できた!私はこうして自由になった!とは言えない。
時々環境のせいにしては、文句を垂れてるし。
けどそんな時はこの言葉を思い出して
紙とペンを相手に作戦会議を開けるようになった。

「虫が来ないところまで上がればいい」

なかなかパワーワードだよね(笑)
成長マインドセット
吉田 行宏 (著)
出版社: クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2018/4/13)


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