今日「バイキング」を見ていると「日本学術会議の問題」で「北海道大学の軍事研究これを日本学術会議がやめろ」として「無理やり辞めさせた」と言う「既にデマ」とされたものを「平然」と述べる始末。

https://lite-ra.com/2020/10/post-5672_2.html

 

 実際、北大の広報課は「押しかけたという報道を受けて、当時の総長の面談記録を確認したが、日本学術会議関係者の方が総長に面談されている記録はなかった」とコメントし、学術会議の大西元会長も「圧力をかけるというのはあり得ない。そのような権限もない」と事実を否定(BuzzFeed News13日付)。奈良林教授による国会基本問題研究所に掲載された記事でも〈学術会議幹部が北大総長室に押しかけた事実はありませんでした〉として「訂正」が加えられ、産経新聞も15日、訂正とおわびをおこなっている。

 

また他にも「北村弁護士」は「日本学術会議から見て否定的な研究を行っている学者」は「絶対に会員に推薦されない」とか「全く根も葉もないこと」を「問題として日本学術会議を批判」するけど、でもこれって「このような推薦方法は以前に国会で決めたこと」だし、そもそも「3度も選定方法を変えている」わけだから「新たに日本学術会議の選定方法」を国会で決め直せば良いだけだと思いますし、それが「正しい国会議員のあり方」でありこれを「日本学術会議批判」にするのは「全く違う」のではないか?って思います。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/32339cf1bdd644d6fe608d56203e1465d1b55873

 

1949年の発足以来、全国の研究者による選挙で選ばれていたが、選挙運動の行き過ぎなどが問題になった。84年に学会などからの推薦制度に変わり、2004年からは現会員が新会員を選ぶ制度となった。約2200人の会員・連携会員が、会員候補を最大2人、連携会員も合わせると最大5人までを推薦し、半年ほどかけて選考を重ね絞っていく。全て明文化されたルールに基づいて進む。

 

※ 今日の野党合同ヒヤリングでも「大西前会長」が出てきて、この「北村弁護士」が言ったことは「憶測」であることが説明されている。

 

また以前に「大西前会長」が上のように「現会員が新会員を選び、会員・連携会員が最大5名を推薦」して「それを半年かけて105人を選ぶ」わけで、推薦する人も偏らないような推薦するものとしており、また女性の割合を増やしたり、偏ったカテゴリでなく「様々なカテゴリ」の人材を入れることを心がけているそうで、この「北村弁護士が言うようなこと」が行われている「ファクト」は存在しないわけで「憶測だけで物事を言う」つまり「新たなデマを生む温床となる」わけで、本当「自民応援団(ねとうよ)」ってのはこんなのばっかりである。

 

さらに北村弁護士は「今回の日本学術会議の6名排除」この理由を菅政権が言わないことに対して「会社の人事でも理由なんて説明しないでしょ?」と一見それっぽい「人事権だけをピックアップ」して「だから問題ない」と言う。

 

だけど「1983年の中曽根総理答弁」の「形式的任命権」これに対して「菅政権」が「任命拒否ができる根拠」としたのが「憲法15条第一項(国民主権)」で、これを理由に「公務員の選定に対して、首相が任命するのが義務とは必ずしも言えない」から「任命拒否は問題ない」としたわけである。

 

でも「国民主権」を理由に「任命拒否」したのだから「国民の代わりに任命拒否したんですよ」ってことだから、その理由を「国民が聞きたい」と言うのに「理由は説明しない」ってのは、そもそも「おかしい」わけであり、そしてこの「国民主権」と「会社の人事権」を同一に語って、だから「説明はいらない」ってのは「デタラメの比較にならないもの」であり「とてもおかしい」わけです。

 

こんな「デタラメ理論」な「国民主権を代表して任命拒否した」ことと「私企業の人事権」の「人事権を同一」として「説明する必要はない」と本当「こんなデマや憶測やデタラメ論理でしか菅政権自民政権は擁護できない」のでしょうかね?って思います。


以前も「平井文夫・フジテレビ上席解説委員」が「日本学術会議の会員なって6年勤めれば、年金が250万円がもらえる」とか「デマ」を撒き散らしたが、この「フジテレビ」ってのは「デマ」を平然と発信する番組なのか?って思います。

 

5日放送の『バイキング』で「だってこの人たち6年ここで働いたら、そのあと学士院というところに行って、年間250万円年金がもらえるんですよ。死ぬまで。みなさんの税金から。大体。そういうルールになっている」と喧伝し、翌日、同番組のエンディング前に伊藤利尋アナウンサーが訂正をおこなった。しかし、この平井氏によるデマしかり、「千人計画」デマにしても「北大押しかけ圧力」デマにしても、すでにそれらは真実であるかのようにネット上を駆け巡り、大量に拡散されたあと。もはや「言ったもの勝ち」のような状態となっている。

 

「菅政権」や「自民応援団(ねとうよ)」達は「ファクト」ではなく「フェイク」を用いて「正論」としているわけで、こんな政権やこんなのを「応援しているねとうよ」は、日本に必要ないのではないか?って思います。