歯ならびに関する認識の差 | とりす歯科矯正(大人のための矯正歯科専門医のブログ)

歯ならびに関する認識の差

 台風一過の本当に美しい青空です。それだけ19号が凄まじい暴風雨だったことの裏返しなのかも知れません。朝出勤時にJR藤沢駅の前を通りますと復旧作業中のお知らせだけでて改札口のシャッターが閉鎖されていました。初めてシャッターが閉鎖されているのを見ましたが、それだけ昨日の台風の影響が大きかった事を物語っているのでしょうか?

いずれにしましても大した被害でなければ良いのですが。

 

さて本日は、アンジェリーナ・ジョリーさんとブラッド・ピットさんの娘で、現在13歳のシャイロ・ジョリー・ピットさんが、歯列矯正中であることが報道されていました。写真も掲載されていますが、アメリカではごく一般的なメタルの矯正装置です。

『左がシャイロ・ジョリー・ピットさんです』

 

日本だと目立たないようにと裏側とか白い装置等で矯正治療をする方も少なくないようですが、アメリカはさすがに矯正先進国ゆえに歯並びに関する意識や認識がかなり日本人とは異なるようです。昔日本のTVで「芸能人は歯が命」なんてCMがありましたが、差し歯の俳優さんがこうした台詞を言っていることに、かなり違和感を覚えた記憶があります。

 

出来れば自分の天然歯で綺麗な歯並びと、整った口元の俳優さんに出演して欲しいものだと思いましたが、あの当時は殆どの俳優さんが差し歯で歯並びだけは綺麗していたという時代でした。しかしアメリカではすでに矯正治療が当たり前で、アンジェリーナ・ジョリーさんも13才で矯正治療をした経験があり、その娘さんも同様の装置で治療をしているというのもそれだけアメリカ社会ではメタルの矯正装置が極当たり前になっていると云うのが、日本の社会とは随分異なります。

 

いつでしたか昼の番組で女子アナの面接に関する話題になり、一人の女子アナが面接時に歯並びの悪さを担当者に「その歯並びはどうしますか?」と聞かれ、その時は、「矯正治療を予定しています」と答えたそうで、面接は合格したそうです。その場でその話しを聞いた男性司会者がすかさず「それってパワハラじゃないの?」という発言にはちょっと驚きました。

 

この司会者は、おそらくアンジェリーナ・ジョリーさんと同世代に近いか少し上の世代の方かと思いますが、元々かなり悪い歯並びの方で上下共に不自然な位真っ白な差し歯にされています。アンジェリーナ・ジョリーさんは13才のときに矯正治療で天然歯の綺麗な歯並び、そしてこの司会者はおそらく40代後半から50代くらいだと思いますが天然歯を削ったり抜いたりして全部差し歯にされたようです。

 

こうした違いは残念ながら知識だけでなく口腔の持つ機能や健康と云った認識にもかなり差があるように感じました。

 

 

 

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第二日曜・第三日曜日も診療をしています。

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