ソーシャルレンディングファンド研究ブログ

ソーシャルレンディング各社のファンドの内容良悪を研究します。

結局のところ、ソーシャルレンディングって、どうやってリスク分散するのよ?

案1:業者の分散

まあ、これは誰もが最初に思いつくわな。

とにかく、ソーシャルレンディング業者を分散しましょう、って。

ソーシャルレンディング業者はどこも口座開設は簡単だから、どんどん口座開設して、資金を分散しましょう、って。

実際、私も最初はそう思って、どんどん業者を分散したんですが、結局のところ、その結果、あまりよろしくないソーシャルレンディング業者(要はその後行政処分を受けるようなこととなったソーシャルレンディング業者ですね)にも口座開設することとなり、ひいては、そこの業者のファンドに出資し、そして最終的には、延滞に巻き込まれる(=行政処分を受けたソーシャルレンディング業者の場合、ほぼ必ず、その後延滞を起こしてます)ようなこととなったわけです。

ほんなら、最初から、業者の分散なんて、しなければよかったじゃないか、とも、思うわけですね。

というわけで、確かに、リスク分散したいなら、ソーシャルレンディング業者の分散は、物理的には、ありなんでしょうけど、「やり過ぎは危ない」とだけ、言わせてもらいます。

案2:案件を分散する

業者の分散がダメなら、じゃあ、案件を分散するか、っていう話ですね。

まあ、これもまた、ある程度、言えてる部分はありますよ。

ただし、各ソーシャルレンディング業者のファンド、よくよく、読み込んでみてください。

このうち、本当に出資したいと思えるファンド、どれだけあります?

実際にソーシャルレンディング投資を進めれば進めるほど、やばい案件ばかりが目に付くようになりますよ。

あー意地でも出資したいなーと思えるような案件は、限られるわけです。

そんな中にも関わらず、ただやみくもに、分散することだけが目的化して、よくわからんファンドにまで出資して…ってなっちゃうと、それって本格的に、本末転倒だと思うわけですよ。

結局、「分散=安全」は幻想では?

そんな風にも思いたくもなりますよ。

だからといって、1社のソーシャルレンディング業者の、1つのファンドに、ソーシャルレンディング用の資金を全部投入!ってのも、現実的ではないですが。

要は、バランス、っていう事なんでしょうね…。

みんな、結局何社くらいに分散してるんでしょう…?