第21回京急将棋まつり(2019) 2日目に行ってきた | 福間香奈さんを応援するブログ!

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女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

明日の準備(心の?)があるので、今日は途中で抜けて帰ってきました。が、ブログだけは書いておこうかと。ただし、いろいろ書き出すと時間が掛かるので写真多めで文章少なめの構成に・・・全部時系列に並べています。(と最初は思ったんだけど、やっぱり少しは説明文を書いちゃうね。写真だけ並べても意味分からないし...。)

まずはオープニングから。やっぱり、えりりんさん可愛い。あとすごい白い。昔、テレビでクッキーさんにあんまり肌が白いんで、なんか言われてましたね・・・(「一回死にましたか?」とかww)

オープニングの今日の出演者、写真タイム。(斎田女流と谷川女流は仕事中?)

今日、最初のメインステージのプログラムは加藤桃子女流三段vs山口恵梨子女流二段の席上対局。過去に公式戦で一回指したらしく、加藤さん:「昔、教わりました」、えりりん:「私ボコボコにされたとか、嫌な記憶は捨て去るので…」。調べれば結果は分るんでしょうが。

解説は”神様”藤井九段と聞き手に宮宗女流。そう言えば、オープニングで宮宗さんが真ん中に立ってましたが、中村修九段が「宮宗さん、女王様みたいですね?」と謎コメントが。。中村修九段が呼んだ順番にみなさん出てきて並んだだけなのですが...。それにしても、加藤さんの先手で始まり、▲7六歩、△3四歩、▲6六歩?、△5四歩・・・と互いに序盤の駒組を牽制しあう駆け引きが…。

結局、▲7八飛!あれっ、先手は(居飛車党の)加藤さんですよね?と、名前を確認。

後手は(3筋の)位取り戦法。これが生きるかどうかは展開次第と予告。それと位を取られたら取り返せと言われるそうで。先手は6筋、7筋と位を取ってお返しを。

なんだったか忘れましたが、いい笑顔?「なんで、ここで考えてんですかね?」とか突っ込みを入れ、対局者のえりりんさんに睨み返されちゃったところかな?思わず苦笑い。

それで宮宗さんもつられて笑い・・・、だったか?

後手の8七の成銀が生きてくるか遊んじゃうかみたいな解説をしていたのですが、まさにそんな展開で、これがまたあとの感想戦でひと悶着を…。

最後は見事に加藤さんが後手玉を詰め上げました。お疲れさまでした。

勝った加藤桃子さん。実は四間飛車を目論んでいたそうですが、対するえりりんさんも四間飛車狙いだったとか。それが故に、お互い噛み合わず手探りのような序盤戦になり、結局は加藤さんの三間飛車に。藤井先生:「なぁ~んだ。じゃぁ二人とも(四間飛車を)やればいいのに・・・」

ここですね。後手の8五に進出した銀が(▲9七桂で)当たりになっているので、△9六銀はこの一手で、藤井九段が何を考えているんですかね?と言ってた場面。えりりんさんは、持ち歩を活かして1筋突いて、△1七に垂らすのを考えていたけど、藤井先生にこの一手だとか急かされて△8七銀成を指しちゃったと憤慨!てんてー、若干?大慌てするも、△9六銀がこの一手でその次にどう指すかは考えてってことでしょ・・・みたいなやりとりが。結局、えりりんさんが、指した私が悪うございましたと謝った形で一件落着となりましたが、ちょっと可哀想だったかな。

(注:上の写真の局面はえりりんさんの構想で、本譜では1筋の折衝は未実現)

これが噂の上野六段の指導対局のシステムですね。天使モード、鬼モード、普通モード(上の写真ではこれかな?)のカードで上手の対応の厳しさを選択でき、

自前のパソコンに棋譜入力し、対局後にプリントアウトしてもらえるという下手には嬉しいサービスですね。特に自分で棋譜の記録取ったりしない人には。

お隣では中村修九段の指導対局の様子。連日の暑さと、企画・運営の気苦労で、若干お疲れモードでしたかね?

2番目のプログラムは広瀬竜王へのインタビュー。中村真梨花女流三段がインタビュアーでしたが、本日のメイン司会もなさってました。後ろの盤面は竜王戦決着局で羽生さんを倒した第7局の終盤戦。盤面の説明もありましたが、羽生さんが負けていく最終局面あたりでの現場の静けさのような話が記憶に残りました。今度の防衛戦は豊島名人か木村九段の勝者が挑戦者になる訳ですが、どちらが来ても大変とのことだったか。藤井七段に関連しては、トーナメントの左側の山が手厚くやっぱり一組の人達の山をかき分けて抜け出すのはちょっと難しかったのではと。

結婚と調子は直接は無関係とのお話も(よく聞かれたそうです)。

次のプログラムは、クイズ大会とのことで、中村修九段が自身で考えた問題をえりりんさんと一緒に司会をして出題し、藤井九段、加藤桃子さん、宮宗さんの3人が解答するというイベントだったのですが…、これは正直カオスでしたか...w。これは、なんちゅう問題なんだというレベルから、何を問われているのか問題の意味すら分からないという珍問続出で…、やぁ...加藤桃子さん、可愛いですね。

一応、こんな形で解答者は座ってましたが、最後、藤井てんてー、たまらず欠伸してましたw。

中村修先生、憎めない方なのですが・・・(大ベテランのはずだし)。

えりりんさん、これまた可愛い。若干、目で訴えてましたが・・・(「先生、大丈夫?」みたいな)。

手作りの三択解答札を、努めて明るく(左)、半ば呆れて(中)、苦笑いを堪えつつ(右)、上げられてましたかね?まぁ、将棋まつり、タダだし。誰も文句は言えません。これも面白いといえば面白いの一種ではありますし、ですかね?

(クイズの中身は、将棋コマーシャルの有村架純さんの着ていた服の色は何色?55年組はNHK杯で何回優勝したことがある?この前の詰将棋選手権でプロ棋士で4番は誰?とか。あと、えりりんさんにピカチュー語(「ピーカピカ」とか)を話させて、その意味はどれ?とか)

えりりんさん、最後はオイオイみたいな感じに・・・www。中村九段、それじゃあ、もう将棋の問題に切り替えますんで図面作るので場を繋いでおいてと。無茶ぶりされたえりりんさんが、加藤桃子さんに藤井先生に何か聞きたいこと有りませんか?と。加藤さん咄嗟に「四間飛車で、相手にやられて困る戦法はなんですか?」 ここで、てんてーが伝家の宝刀?なのか即興であの方の真似で、「えっと、えっと、棒銀、棒銀・・・」

笑いの止まらない二人になってました。

15時からのプログラムはえりりんさんの指導対局の様子を見てました。2mくらいに接近すると、本当に白い。3面指しで、飛香落ちと4枚落ち2面でした。飛香落ちの人は顔見知りだったようですが、4枚落ちのお二人には手合いを聞く時に、(上野六段のカードのような)手加減具合をどうするのか聞いてましたが、「ガチにしますか、それとも・・・」みたいな聞き方をしていたので、拍子で「それでは、ガチでお願いします」になってしまい、途中でガチモードを解除して教育モード?に変更となりましたが、雰囲気見てても、やばそうに見えましたけどね。教育モードでは、形勢判断、攻めと守りのスピード計算、飛車の活用、詰めろの掛け方から詰みの形まで教えながら(半分説教のようでもありましたが)だったので、傍で見てても身につまされるような感じでした。

えりりんさんの指導対局に未練を残しつつも、同時進行のサイン会コーナーも覗いてみました。藤井九段、安定の筆さばきで落ち着いたもの。もの凄い列で、サインもらえる人も抽選だったようです。

こちらは加藤桃子さん。なんか性格出てますかね?1枚目:のめり込みすぎでしょ?近づき過ぎでは?2枚目:書き終わって破顔一笑。これまた、非常に”らしい”表情ですね。

 

17時からのメイン対局(広瀬竜王vs藤井九段)と抽選会は残念ながらパスし、JR横浜駅に行って明日の新幹線の指定席予約チケットを購入してから家に帰ってきました。昨日、あれだけ抽選会がうんちゃらかんちゃらと書きましたが、問題自体は詰将棋も次の一手も解けた気がします。それでは明日があるので、この辺でさようなら。

(追記:メイン対局はabemaTVでも放送されていたようですが、広瀬竜王の居飛車穴熊に藤井九段のシステム炸裂で大変盛り上がったとか。)