[将棋]リボーン(reborns) | 福間香奈さんを応援するブログ!

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女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

 昨日のことで、皆さんご存じと思いますが、羽生さんがようやく藤井さんに勝ちました。半分嬉しいけど、半分は悲しい。終局後のインタビューで羽生さんも、やっと藤井さんに勝てたというようなニュアンスのことを言われ、横歩取りを選んだという意味もあるかもしれませんが、ネットでは終盤力の洞察(大局観)がソフトを超越したか?みたいな話題が持ち上がりました(たややんさんのツイートによる66△7九龍)。囲碁将棋チャンネルでも、abemaと同じ%式の形勢評価を出していましたが、58△8九飛成、62△8六桂と攻め合いに踏み込んで勝利をもぎ取りました。しかし、ソフトは250億手(ノード)で導き出した最善手と言ってますが、読みの深さで35手では見えなくて38手まで先を読むと浮上してくるとかって、本当かよ?って疑う訳じゃないけど意味わかりません。昔、千田七段がソフトの読みの深さを十何手(具体的な数字は忘れました)とかまでなら戦えるとか言ってませんでしたっけ?(追記:技巧で深さ12手だったようです。)
 最後は手(指)が震えてました。50歳直前にして、神様復活か?
 
 
 今日は、ちょっと夜に図画工作(笑)しました。3,4年前だったか、りくのら師に、9路のフェルト盤と、青と黄の組み合わせの「ごもっくん」石の碁盤セットをもらいました。ごもっくんは、直径2cmで厚み約3㎜の軽いカラー板材で、碁石は白黒でなくてもいいでしょ?って需要にはぴったりの素材です。で、来週、認知症気味の父親の病院通いに付き合う用事があり、その時に場合によっては暇つぶしに碁でもやるかなぁと思って持って行くことにしました。ただし、父親はきっと、「なんで石が青と黄なんだ?」と聞いてくるので、それに対してうまく答えられる自信がありません。そこで、白黒のオーソドックスなごもっくんはあるかな?とネットを見ましたが、白が無い様子。また今から注文して間にあうのかも疑問、と言うことで、100均に行って塗料と刷毛を買ってきて自分で塗っちゃいました。
 近づいてみると、塗りのムラが結構目立ち、時間があればサンドペーパー掛けて、もう1, 2回薄塗りを重ねて綺麗に仕上げたいんだけど、そこまでやらなくてもいいか?青黄の組み合わせが普通の白黒には生まれ変わったでしょうから。
 
 
 第6期叡王戦、今日の16時に発表がありましたが(朝、西尾理事がツイートで予告)、準備が遅れているけど無事にやるということでした。良かった。今後の詳細は豊島新叡王の就位式が終わってから発表ということですから、まだベールに包まれている部分があって、スポンサーとか対局時間とか、(あと場合によっては賞金とか?今は序列3位ですが・・・)いろいろ変わるかもしれませんね。ここまで発表を引っ張ったのは、存続がずっと前から確定していたわけではなく、会長や理事のみなさんが、ぎりぎりまで動いてなんとか継続させる道を見出したということかもしれません。だとしたら、「偉いぞ、お見事!」って拍手喝采。推測で語って褒めるのはどうなのよ?という向きもありますが、推測や独りよがりでひとを非難したりするのは日常茶飯事よく見かけることで、後で間違っていても知らんぷり。そういうことよりは、空振り覚悟で褒め称えたっていいんじゃない?と僕は思うけど。昔、竹村健一氏がTVで番組関係者に「あんたら、政治家をけなすことばっかり言ってるけど、ええことしたら、それも言わんとな」と釘を刺してました。大事な法案が通ったり、外交で成果を上げたり、そういうのを報道しないから、みんながやる気なくして、世間も政治離れするって。本当にそう思う。今の将棋連盟の理事体制が過去と比較してよくやっているのかどうかは、私には分かりませんが、頑張ってるんじゃないのかなとは思います。スポンサーで言えば、清水さんがヒューリックさんから清麗のタイトル戦引き出しましたし(去年、感極まって(ほぼ)泣きそうだったもんなぁ)。そう言えば思い出しましたが、2年前だったか、女流王座の就位式で佐藤康光会長と話が出来て、ニコ生で女流王座の放送(2017年度)やったのは良かった。ぜひ復活してくださいと言ったら、「そんな簡単なことじゃないんだよ」と叱られました。なんで、俺が怒られなきゃいけないの?って、結構内心はムッとしましたけどね(笑)。まぁ、それはいいとして、文化的側面とは別に、組織運営マネジメントの上ではお金を引っ張って来れるかどうか、それが大事。
 
 
 今日もいろいろあったのですが、何と言っても里見さんが王座戦予選で神崎八段に勝ちました。おめでとうございます!!チョキ持ち時間が5時間で、両者4時間近くは同じくらいのペースで使っていましたが、じっくりとした駒組みが続いて本格的な激突が始まらないジリジリと長い中盤戦。先に仕掛けると損するような睨み合いだったでしょうか?神崎八段はそろそろ60間近というベテランなので、これは田中寅彦九段とかがよくニコ生とかで言っていたことと思いますが、年取ってくると我慢が利かなくなって暴発しそうなものですが、棋風なのかいたって辛抱強い。残り、両者1時間くらいになってから、急に局面が動き出し、里見さんの93▲4二歩から成り捨ての技が決まって、その後は順調に差を広げていき一方的に里見さんが攻め続けて勝利となりました。(もっと詳しく書きたいところですが、12時過ぎちゃったので、今日は簡単に。
 
 これで今週、次は26日(土)、マイナビ一斉予選です。明日か明後日、東京入りですかね?今回は咲紀さんと一緒に来るのかなぁ?