鹿児島2nd.11日目、Ash like snow


北緯30度から45度の旅79日目。5月23日

7時起床

普通に起きて普通に支度をして普通に出発をした。

Special Thanks

1つの県に長く滞在しているわけではないので県民性が云々とかを言うつもりはないですが、鹿児島県で会う方々、皆様親切にしてくれます。

今日も朝に、コンビニでカップラーメンを食べていると、買い物に来たであろう男性がパンをくれた。

話しかけられる確立も高い気がするしなんかあるのかな?

宮崎方面へ

今日は西へ西へ向かって軽快に進んでいた。

~特に意味はない写真~

何気なく空を見てみると、青空に雲の様だけど雲にしては厚みがなさそうなモヤモヤがあることに気がついた。

そして、しばらく走っているとポツポツと火山灰が降ってきた。

~アームカバーに灰が降ります~

桜島からすごく距離があるのにここまでくるのか!っと思っていると、次第に空気中の灰が濃度が高くなったのか、目が痛くなる。

~火山灰はこんなに届く~

車により地面に降った灰もまた空気中に舞いひどい環境であった。たまらずコンビニに避難をした。

20分くらい休憩をしていると新たに降り注いでくる感じはなくなったので再度出発をした。まさに、雪の様な灰であった。

お昼にスーパーでアイスを食パンに塗りながら食べていると地元のおじいちゃんが話しかけてきてくれてさっきの噴煙について聞いてみた。
冬場であれば北風に乗って桜島の火山灰が降ることはあるが今の季節は珍しいとのことであった。灰が届くことについては珍しくないことに驚いた。(普通今の時期は鹿児島市内の方に降るらしい。)

寝所探し

旅の三大重要要素は、『移・食・住』に尽きる。どれも真剣に考えないとゲームオーバーになる。

今日の『住』については、悩んでいた。道の駅『くにの松原おおさき』に着いたのだが、野宿NGと言われそうな気がしていたからだ。

そして、この先に無料キャンプ場や行けそうな道の駅がなかったのも心配事の1つであった。

この道の駅の野宿交渉が失敗に終わると公園に寝るという野良犬クラスの生活をしなければならなくなる。
NGを食らいそうな理由としてはここの道の駅は銭湯やホテルが併設されているからである。
道の駅にテントを張ることや車中泊で1泊することなどは基本グレーなのです。道の駅で休憩はいいのだが、宿泊は休憩に入るかどうかは人それぞれ意見が別れる為です。(そのため自分はあらかじめ道の駅の方に許可を頂いている。)

そして、銭湯があるとお風呂入ったあとにそのまま寝れるので旅人が集まりやすい環境になってしまうのだ。ホテルで泊まる人達からすると嫌な思いをする人がいるかもしれないので野宿NGをもらうことが多い。

どこの道の駅かは書きませんが、酷いところだと、『〇時間までの駐車にしてください』などと書いてある看板もある。(道の駅側の考えもわかりますがね)

~道の駅にいたカブトムシ~

そう言うことを心配しながら、道の駅のスタッフさんに野宿交渉をした。

『自転車で旅行をしている者でして営業時間外に敷地内に野宿をさせて頂きたいんですが-』

『北側は県の敷地なので南側に張って頂けると助かります。』

鹿児島様々だと思いました。少しは徳島県も見習って欲しいですね。

そんなこんなで、寝所が確保できたので安心して銭湯に浸かり灰を落としてゆったりのんびり出来た。

猫と看板娘ちゃんのお店

お夕飯はガッツリ食べたい気分であったので道の駅の近くのラーメン屋さんに行った。

~げんこつ屋~

18時開店で少し時間があったから店の回りをウロウロしていると店の玄関に猫がいることに気がついた。

道の駅にも野良猫が結構いたのでこの子もそうかと思ったがずっと店の玄関の前で待っていた。首輪もしているのでここの店の飼い猫なのかなぁ?っと思って2人で開店を待っていた。

18時前になると1台の車が来て女性と女の子が降りてきた。そして、その猫は女の子の方にすり寄っていった。

猫を飼ったことがないのでこの光景には驚きました!あんなに懐くんですね。

注文の際に、女将さんに『さっき道の駅に居ましたよね-?』とか、『日本一周頑張ってください』など応援の言葉を頂いた。

ラーメンの方はセットを頼んだんだがトンカツまで付いてきちゃってボリュームがすごい!写真にはないが前菜で和牛のカルパッチョもあった。

~太郎ちゃんセット、1012円~

トンカツも分厚くて美味しいし、看板娘ちゃんがチョクチョク話に来てくれた。『げんこつ屋』って聞くと頑固親父の店!みたいな感じをイメージしてしまうが、イタリアンちっくな所もあるいい店であった。

旅人の夜

19時を過ぎて暗くなった頃に道の駅に戻りテントを張りやすそうな場所を探した。屋根がある場所に野宿をしそうな人がいたので話しかけた。

やはりノジュカー(野宿をする人)で自分も隣にテントを立てることにする。

その方は昔はバイク乗りであったが、今は東京から飛行機で各地に城巡りをする方であった。
お互いに行った名所勝負(どちらが有名所に行っているか)をして盛り上がって夜は過ぎていった。

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