前々から考えてはいたのだが、先日のショートピン導入の成功に気を良くして、この際、オーディオの足回りを一新することにした。かといって背の高いラックをスピーカーの間に置きたくはないので、アンプの下は今まで同様ボードを敷くだけにして、CDPはこれまた近いうちに購入するつもりのアナログプレーヤと一緒の2段ラックに収納し、スピーカー下も専用ボードで固める、という計画にしてある。全てをネットで購入した直後はしばしこれで良かったのだろうかと後悔半分、楽しみ半分だったのだが、まず第一弾のアンプ下、山本音響工芸のB-45が届いた。ネットの評判通り、赤味の強い色合いで見た目はなかなか美しい。アンプ下に置いてみると、おさまりもいい感じ。オーディオボードとしては軽い方のようだが、今まで使っていたなんちゃって板よりはかなり重い。音の変化はあまり期待せずに鳴らしてみたが、芯が一本通った引き締まった音になった。特にピアノは滲まずにピントがあった響きが心地いい。アシュケナージのショパンがしんしんと響く夜更け。音量は抑え目でも充分満足。この先の足回り更新の不安が少し軽くなったような気がする。DSC_1104