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ASDと診断された我が家のおぼっちゃまとアウトドアを楽しむブログ

こども園の送迎-ASDと気付かれていないASDっ子のこども園生活

当時、おぼっちゃんは朝起きますと必ず「今日はこども園?」って聞いてきますねん。
「そうやで」って言うたら、「行きたくない!」ってひたすら登園渋り。
 
おむつを脱いでパンツに着替えさせる時も、マンマを食べてる時も、玄関でクックを履いているときも、車で園に向かっているときも、園に着いて車から降りる時も、園の門に入るときも、保育室に荷物を置くときも、視診を受けてる時も、分かれるギリギリまで「こども園イヤ!行きたくない!」って言い続けますんや。
 
そして、いよいよお別れの時は、先生に抱っこされて「ギャー!!!」って大声で泣き叫びますねん。
 
そりゃあ、もう後ろ髪引かれるちゅうもんやおまへんでしたわ。。。
やっぱり連れて帰ろうかってなんべんも思いました。
 
 
朝はそんな状態やのに、夕方帰るときは、「まだ早すぎる!」って毎日怒るらしいんです。
わけわかりまへんやろ?
 
 
まぁしかし、そんな調子なんで、朝連れて行くのが一苦労でしてね、毎朝どないに連れて行こうかすごく大変でした。
 
 
 
そして、編み出した技が草花で釣る。
 
うちのおぼっちゃまは、なんでか草花が好き。
 
本屋さんに行って「好きなん選び」っていうたら小学館の植物図鑑を選ぶくらい好きなんです。
 
 
 

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そして都合のいいことに、園の駐車場から門まで草花が咲いてるんですわ。
 
 
 
 
「あれ?ここにツツジが咲いてるで!」
 
「あっ!この草おもしろっ!!」
 
「うわっ、この実なんて実やろ?」
 
 
 
 
もう、必死のパッチですわ!
 
 
これで、門までなんとかたどり着きまして、たどり着いたらここから先は、草花がおません。
 
おませんので、実は保護者はプリントもろうてわかってるけど、敢えて今日の給食何かな?調理室に貼り出してる紙見に行こう作戦保育室一番乗りはおぼっちゃまかな作戦に移行します。
 
作戦を駆使して何とか視診まで持っていければ、後は世話役の年長さんが迎えにきてくれて、園庭に遊びに行く時もあれば、冒頭に書いたように先生に抱っこされて「ギャー!」なんです。
 
年少さんの時は、毎日毎日これの繰り返し、
毎日同じ作戦によう引っかかってくれましたわ。
 
 
ところが、年中さんになると作戦が通用せん時が多くなってきます。
 
そんな時は、ひたすら説得作戦、、、
 
芸おませんやろ?
でも、奇策が通用せん時は正攻法しかおませんのや。
 
正攻法の時は、ワシ間に合わんからカミさんに託してました。
 
 
そして年長さんの盆休み明け、正攻法でも聞き入れず不登園に、、、それとほぼ同時にASDと診断されます。
 
それから、園との二人三脚が始まりますのやけど、その記事はこちら。
 
 

 

 

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まぁ、毎日の送迎、ワシもカミさんも大変でした。
 
 
連れて行くのも大変やったけど、泣き叫ばれながら別れる時に感じる罪悪感、、、ホントによう頑張りましたわ、ワシ