バックハウス ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 風格のある皇帝 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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クラシック音楽を中心にした好きな音楽と読書感想、日々の雑感などを思いつくまま気まぐれに書き綴ります

 

 

昨日から、グルダとギレリスのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を続けて聴いて、どちらも良いなあ、と思いつつこれをテーマにブログを、と思ったところ、全く同じテーマですでに投稿済みでした(汗)

ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第4番 ギレリス&セル グルダの演奏も良かったけれど、こちらも凄い
 

同じことを繰り返し話したがる老人の域にしっかり足を踏み込みつつあるらしく。むむっ・・・、くそぉ~、・・・。(失礼しました(笑))

 

と言うわけで(って、どういうわけか知りませんが(笑)) ライブラリの中のベートーヴェンのピアノ協奏曲をさぁっと眺めると・・・

 

バックハウスだね。やっぱり。(何がやっぱりなのか不明(笑))

 

とかなんとか言いつつバックハウスの弾く「皇帝」を聴いています。

バックハウスの風格はやはりさすがとしか言いようがありませんね。そしてイッセルシュテット指揮ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団の柔らかな響き。ステレオ初期の古い録音(1959年録音)ですが物足りなさは少しも感じません。

 

グルダの自在で軽妙な演奏、セルとギレリスの厳しく引き締まった演奏、どちらも見事なベートーヴェンでしたがバックハウスの風格も文句の付けようのないベートーヴェン。やはり楽聖の音楽の懐の深さはもの凄い物なのだなと再確認しました。

 

ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第4&5番 / ヴィルヘルム・バックハウス、シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィル (Beethoven : Piano Concerto No.4&5 / Backhaus,Schmidt Isserstedt&VPO) [CD] [国内プレス] [日本語帯・解説付]

ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
ヴィルヘルム・バックハウス (ピアノ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット (指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ステレオ初期に収録されたバックハウス、S=イッセルシュテット、ウィーン・フィルのコンビによるベートーヴェンのピアノ協奏曲は、今もなお定番中の定番として根強い人気があります。復刻に使用した2トラック、38センチのオープンリール・テープは予想以上にダイナミック・レンジが広く、オーケストラが解き放たれたかのように余裕を持って響き渡ります。もちろん、ピアノの解像度も目からウロコ的に改善されており、その透明度と余韻の美しさは格別です。名演かもしれないけれど、音質の古めかしさがちょっと気になるという人には、特にお勧めです。(平林直哉)

 

 

バックハウスと言えば、以前ご紹介したクナッパーツブッシュの動画で競演していましたね。演奏していたのはベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。大指揮者と大ピアニストの貴重な記録です。

1962年ウィーン芸術週間Live クナッパーツブッシュの指揮姿
 

 

 

 

 

A TRIBUTE TO HANS KNAPPERTSBUSCH‐ハンス・クナッパーツブッシュを讃えて[Blu-ray Disc]

1962年と1963年ウィーン芸術週間におけるアン・デア・ウィーン劇場でのライヴ映像 1.リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲とイゾルデの愛の死/2.ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」から第1幕/3.ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770-1827):レオノーレ序曲第3番Op.72a/4.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58

演奏:イゾルデ…ビルギット・ニルソン(ソプラノ)…1/ジークリンデ…クレア・ワトソン(ソプラノ)…2/ジークムント…フリッツ・ウール(テノール)…2/フンディング…ヨーゼフ・グラインドル(バス)…2/ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)…4/ウィーン・フィルハーモニー/ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

収録:1962-1963年/収録時間:152分/音声:ドイツ語歌唱モノーラル2.0/字幕:英,仏,独,西,伊/画面:4:3/REGIONAll(Code:0)/《BD》単層25GB1080iHighDefinition(Upscale)

20世紀を代表する大指揮者クナッパーツブッシュの伝説の映像です。1922年にバイエルン州立歌劇場の音楽監督に就任、1929年のザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルと初共演を飾った彼、その後は様々な変遷を経て、第二次世界大戦後にはバイロイト音楽祭を支えるなど、戦後の音楽界に大きな足跡を残しました。この映像は、彼とウィーン・フィルが行ったアン・デア・ウィーン劇場での特別コンサートの2年分を併せたもので、独特の解釈に支えられたワーグナーとベートーヴェンを堪能することができます。バックハウスをソリストに迎えたベートーヴェンの異様な雰囲気はとりわけ有名ですが、観客席には当時の新進気鋭の指揮者として、ヨーロッパにデビューしたばかりの岩城宏之が座っているのも注目すべき点でしょう。クナッパーツブッシュの演奏については、もう何の説明も不要。ほんの瞬間の動きですら、見逃すわけにはいかないほどの凝縮された彼の指揮から生み出される熱い音楽は、永遠に人々の心を捉えていくに違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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