政府や役所が旗を振るだけで、本心から助けようとしないのはなぜか
前回のブログで、政府は、追加支援のための旗は振るかもしれませんが、本心から事業者を助けようなどと考えていない、ということですが、それはどうしてでしょうか? 理由を教えてくださいというご質問がありました。
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国や地方などの役所は、国であれば国民、都道府県であれば都民や府民や県民、市役所や区役所であれば市民や区民、を対象に仕事をしています。
新人で入ったときには、本心から人々を助けたい、そういう気概を持って働いている公務員が多いのかとは思います。
しかしながら、人々、という漠然とした相手が、何千人、何万人という規模になるわけですから、一人だけで全員を助けることなど、物理的に不可能ですし、特定の誰かに傾注して助けてあげる、というのは、不公平です。
また、役所などの窓口には、毎日のように、日頃から不満を持った人々が、文句を言いにくるかもしれません。
いくら仕事を頑張ったとしても、それを理解せずに、相手のことを何も知らずに、税金を払ってるんだからという理由だけで、知らない人からいきなり文句を言われたとしたら、どう思うでしょうか?
新人の頃は、人々のために働こう、という意識があったとしても、次第に、あなたに怒られる理由なんてない、という気になりますし、あなただけの税金で支えてもらってるわけではない、と思うことでしょう。
そして、やがては、あなたのためだけに働いてるわけではない、あなただけに支援することなんてできない、というように、意識が転換してしまうのです。
政府や役所などの公的な機関が、旗を振るだけで、本心から助けようと考えないのは、こうした理由によるものなのです。
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