新築 フロンさんの銀行融資Q&A

元某大手銀行で融資業務、貸出資産の自己査定等を行ないました。平成の終わりまで融資審査業務をしていました。私自身も大家さんです。コメントはFacebookで受け付けています。

銀行員は、企業の将来性や成長性を見ない

     株を買うときには、銀行が融資する時のように、企業の財務内容を見て買うべきですか?  というご質問がありました。

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      株を買うときには、企業の財務内容よりも、将来性や成長性への期待、で買えばよいかと思っています。

     金融機関でも、銀行と証券会社では、企業の見方が異なるように思っています。

   証券会社は、企業の将来性や成長性をみる傾向があり、銀行は企業の現在をみて、将来性や成長性を見ない傾向があります。

半沢直樹でも、そうでした。)  

    証券会社は、例えば、企業が新しい事業分野に進出する、というと成長性や将来性を評価します(その期待から、結果として、株価が上がります。)

    しかし、銀行は、例えば、企業が新しい事業分野に進出する、というと、現在の足元の決算を見て、財務内容が良ければ評価するし、財務内容が悪ければ評価しません。

    財務内容が悪いと、どうせ、違うことをやってもうまくいかないし、何なら、既存の事業を立て直す方を優先すべきだろう、と考えます。新しい事業分野に進出する、というのは口先だけで、本当は今の事業が苦しいから、融資した資金を流用したいだけだろう、と疑います。企業の将来性や成長性などは、少しも考えようとしないのです。

 

       私がブログで以前、銀行員は経営者に向かない、と言ったのも、銀行員は将来性や成長性を考えないから、でもあります。

     会社を良くするには、①売上を伸ばす、か、②経費を削減する、しかありませんが、銀行員は将来性や成長性を考えないので、①売上を伸ばす方法は、全くわかりません。 だから、銀行員が経営者になると、②経費を削減することだけを、考えようとします。   

   (身の回りにも、ひょっとすると、経費削減ばかりをいう、元銀行員がいるかもしれませんw)

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