週末、天候の関係と、距離の関係から、かねてより興味がありました、島根県の月山富田城に行って参りました。

出版社KKパートナーズさんによる月刊「歴史人」2019年4月号に、

「山城ランキング最高得点獲得、月山富田城」との情報が。

むむぅこれはいかねば!!!!

 

早朝から撮影を開始しましたが、不思議にも朝だけ日も差し、天気も良く安心しました(昼からは雨模様・・)。

改めて、本などで調べたうえで現地に行って驚きましたが、巨大。

そして、遺構の残り具合が半端ないです。

本丸の後方は断崖絶壁。結局は正面からの3ルートからなる虎口。その虎口も本丸麓の山中御殿に集められていてここで迎撃。なんとかここを落としてもここからは険しい一本道を登って本丸に行くしかなく、完璧籠城戦で無双パターン。

事実、尼子氏が滅亡するのも毛利元就の攻城戦がうまくいかず手を焼いて和睦交渉をし、やっと降伏して終了という「開城」にて終了した形でした。事実上、尼子経久がお城をコソーと乗っ取った時のをカウントしなければ無敗の城。

今回の撮影で唯一の天敵・・・それは。

蜂!

まあ本丸あたりにはお盛んな時期なのか、熊蜂がバブンバブン飛んでいて。自分は基本設定が虫さんダメなもんで、ポイントポイントをBダッシュで通過・・!

でドローンにて撮影開始したかと思えば今度は無数のコバエさんがうじゃじゃじゃじゃじゃーと目の前を飛びまくる飛びまくる!無の境地で操作に集中しましたw

大変興味深い年表です。これは本丸にあります。

山中鹿之助の事も動画に盛り込ませて頂きました。

絵心が自分あれば、色々書きたかったのですが・・

月山富田城も、1615年、いわゆる一国一城令にともない破却されました。

当時出雲松江を治めていた堀尾氏は統治の中心を松江城に移しました。

山城は戦いの時代の役目を終え、太平の世の「戦い」に映るために、平城や館という形に変化していきました。でもこれは大事な事なんじゃないかと思います。

時代の自勢力が「相対する」ものに対してそれにふさわしい居で挑む。

いろいろ学べるものがあるのも山城ですね。

動画にも触れましたが、全国からの来訪者も多いようです。

この早朝も麓の道の駅には、他県ナンバーで車中泊仕様な車がいくつかあり、実際車を降りて登城されるファミリーといくつもすれ違いました。

 

ちなみに松江で何か食べて帰ればよかったのですが、最近萩の「どんどん」うどんの味がクセで忘れられず、また200キロくらい移動して萩でお昼を食べました(おい)

どんどんうどんのおすすめは肉天うどん(肉うどん+エビ天うどん)。ねぎはお好みで入れられます。めんつゆがねー、福岡のいろんなうどんとも違うんです。萩のソウルフード。

ほんと美味いんですって。おすすめです!

 

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